「やらなければいけないこと」というのは、不思議なもので、集中的に固まってしまうものです。
たとえば、伝票整理や書類申請、各種手続き……。
提出や申請の期日が同じような頃合いに設定されているので、どうしてもまとめて処理するようになってしまいます。
またまとめてやるほうが、効率がいいように感じてしまうものです。
もっとも、目の前には、やらなければいけないことが山積みなっています。これを処理しなければ、次には進めません。
そんなあなたのために、手っ取り早く処理する方法をお教えします。それは、「かたっぱしから取り組んでいく」ことです。
こう聞いて、「どんなスゴイことなんだろう?」と期待していた人は、ずっこけたかもしれません。それでもこれは、侮れない方法です。
まずはやらなければいけないことをすべて紙に書き出していきます。それを締め切りの早い順に番号をつけていって、1番から最後までひたすら取り組んでいくのです。
紙に書き出すのは、いわゆる「見える化」です。
アタマの中で「アレとコレとそれからアレも……」とリストアップするだけでは、漏れが出る可能性があります。集中して作業しているときに、忘れてしまうこともあり得ます。
漏れや忘れを防ぐためにも、「見える化」する必要があります。
1つ終えたら、赤線でその項目を消していきます。紙に書き出すと、進捗具合が分かります。赤線で消していくごとに、追い風を受けているかのような感覚が得られます。
やるのは、これだけです。シンプルな方法ですが、意外と効果は高く効率的に進めていけます。
途中でこまめに休憩を入れていけば、思っていた以上の早さで処理できてしまいます。昼食抜きでやろうとすると、かえってスタミナ切れを起こしたりします。適度に休みながら、進めていったほうが効率的です。
こうして進めていくと、山積みになっていた「やらなければいけないこと」が、すべてかたづいていきます。終わったときには、清々しさを感じるほどです。
やらなければいけないことは、かたっぱしから取り組んでいくしかありません。それが、最も確実に処理する方法です。
(朝の独り言☆)
今日は、原稿の校正と診療でした。診療の隙間時間に、校正をしていました。これからの新刊にも、期待していて下さい。かなり自信ある本です。提出や申請の期日が同じような頃合いに設定されているので、どうしてもまとめて処理するようになってしまいます。