頑張り方は、1人1人違います。仕事でも勉強でもスポーツでも、あなたは自分に合った頑張り方をすればいいのです。
ムリすることも手抜きすることもなく、自分のペースで持っている力を十二分に発揮できるようにする――。
それが、自分らしい、あなたに合った頑張り方です。
集団の中には、いろいろな人がいます。自分よりうまい人も速い人もたくさんできる人もいるかもしれません。
あなたが「私も彼/彼女に負けてはいられない」と思うのは自由です。
刺激を受けるのは大いにけっこうなことですが、引きずられて自分のペースを崩してしまうのは、あまり感心しません。
私は何も「あなたは彼女/彼のようにできない」と言いたいのではありません。
うまい・速い・たくさんできるは、あくまでも指標の1つです。もしこの3つを満たす人がいたら、質・スピード・量のすべてを兼ね備えているのですから、称賛に値します。
幸か不幸か、現実にはそこまでの人はなかなかいません。
うまいけど遅かったり、速いけど雑だったり、たくさんやるけどうまくなかったりと、探せばアラは見つかります。
あなたが「自分よりうまい(速い・たくさんできる)」と思っている人も、完璧ではありません。
「スゴイ!」と思うのはいいですが、過剰に意識することはないです。あなたは自分のペースでうまく(速く・たくさん)できるようになっていけばいいのですから……。
自分らしく頑張るは、のんびりやることとは違います。慌てることはないですが、少しずつでも成長することは不可欠です。
1年前と今とでまったく変わらないようでは、成長しているとは言えません。ただラクをしているだけです。どこにも「頑張っている」カケラが見つかりません。
少しずつ成長しながら、自分の持っている力を惜しみなく投入して取り組んでいく――。それが、自分らしく頑張ることです。
それができていれば、他人が自分よりうまく(速く・たくさん)できていても、気になりません。逆に言うと、ほかの人が「うまく(速く・たくさん)できている」ことが気になってしまうのは、自分らしく頑張れていない証拠です。
他人のことを気にしすぎて、自分の持っている力を出すことを疎かにしています。
自分らしく頑張る――。見過ごされがちですが、これはとても大事なことです。
(朝の独り言☆)
今日は診療の合間に、来週のセミナーコンテンツをブラッシュアップしていました。やはり、セミナーは、自分自身も満足でき、参加者も満足できることがベストですから!
※ 帯広は、本当に寒いです!(^ ^)