2017.3.4.

落ち込みやすい人は、切り替えるのがうまくない、、、

「うまくいかないなぁ」「ショックが大きすぎる」「何もやりたくない」……

思うようにいかなかったり、悲しいことがあったりすると、ドーッと落ち込むことがあります。何も手をつけず、表情もさえず、周囲から「大丈夫?」心配される人もいます。もしかしたら、あなたもその1人かもしれません。

 とは言え、周囲に心配されてしまうほどだとしたら、深刻になりすぎている証拠です。そのままの状態が続けば、「だからダメなんだ」と自分を責めることにつながりかねません。これでは、立ち直りが遠のくだけです。

よくないことや悲しいことがあったことは事実ですから、落ち込むのは自然なことです。誤解する人も多いですが、落ち込むこと自体は悪いことではありません。

それは、事態を真摯に受け止めていることです。落ち込むことそのもよりも、なかなか立ち直れないでいることのほうがよくないのです。

立ち直れないでいるのは、同じところにとどまって、次の行動、新しい一歩に踏み出せない状態です。言うなれば、過去に羽交い絞めにされている状態です。

逆説的ですが、どうせならいい落ち込みをしていきます。それには、条件があります。ただ1つ、期限を決めること。

自分を落ち込ませることがあったとしたら、たとえば、「今日1日だけ」と期限を決める。その日だけは1人になってトコトンまで落ち込んでいきます。

落ち込んでいる間は、何も考えずボーッとしていてもいいです。あるいは音楽を聞いたりアロマを焚いたりするのもアリです。

トコトンまで落ち込んだら、翌日にはおそらく気持ちが完全に切り替わっています。思うようにいかないことや悲しいことは「なかったこと」にできませんから、それに向き合っていきます。

思うようにいかないことについては、「どうすればよくなるだろうか?」と改善策を考える。悲しいことは、「自分は誰かに同じ思いをさせないようにしよう」と、とらえていきます。

気持ちが切り替わったので、それ以上落ち込むこともなくなり、すっかり立ち直れます。

期限を決めると、タイムアップしたときに「もう終わった」と、気持ちを切り替えやすくなります。慣れていけば、自然に気持ちが切り替わります。

(朝の独り言☆)
明日は、プラチナコーチングです。
今週は、価値あるミーティングや講演など充実した時間です。
来週は、学会講演ですし、健康をしっかり管理したく思います。