2017.6.23.

因果は巡る、、、

「こんな直前になって、『行けなくなった』なんて、それはナイでしょ」
たとえば、あなたが企画したイベントに友人がドタキャンしてしまったとき……。あなたは、猛烈に腹を立てたことがあるかもしれません。

ドタキャンされると、主催者側は本当に困ります。最悪の場合、発生したマイナス分を被らなければならなくなります。あなたの困惑する気持ちは、よく分かります。

とは言えは、ドタキャンした相手を非難しても、何も始まりません。悔し紛れにそんなことをしたら、相手と決裂するだけです。

ドタキャンされたとしたら、こう考えたほうがいいです。それは、あなたが過去にドタキャンしたつけが回ってきたのだと……。

こう言うと、「私はドタキャンなどしていない」と反論するかもしれません。本当にそうでしょうか。あなた自身もやむにやまれぬ事情があって、行くことをやめにしたことがあったはずです。

ドタキャンに限らず、相手から何かよくない仕打ちを受けたとすれば、それはあなた自身がまさに誰かに同じことをしたからにほかなりません。過去の因果が再び巡ってきたと考えるべきです。

あなたが過去にドタキャンしたから、今度は自分がされてしまった……。それだけのことです。

この因果を断ち切るのは、自分自身です。ドタキャンした過去を消すこと、されてしまった現在を変えることはできません。

あなたが因果を断ち切るためにできること――。それは、ドタキャンした過去を反省し、同じ目に遭わしてくれた相手を許すことです。

ドタキャンした相手には、「あのときは本当にごめんなさい」と謝り、された相手には「仕方ないよね。気にしなくていいよ」と無罪放免する。それができたとき、ドタキャンという因果をスパッと断ち切ることができます。不思議とココロがスッキリしてきます。

もしドタキャンした相手を非難するようなことをしたら、今後も因果が巡ってきます。自分が因果を断ち切っていないのですから、繰り返されるのは当然のことです。

誰かから不利益なことをされたとき……。それは、過去からの因果をキレイさっぱり断ち切るときです。その絶好の機会を逃してはなりません。

(朝の独り言☆)
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