目の前に商品が3つあるとき、「これはないな」と、そのうちの1つはあっさり除外できてしまうものです。
残った2つのうち、どちらを選ぶかは、人によって時間をかけることもあれば、「やっぱりこっち」と、すぐに決めてしまうこともあります。
2つの中から1つを選ぶのですから、確率は50%です。どちらになるかは人によって違うということになりそうですが、そうでもありません。
実は、ある基準を満たしたものが、例外なく選ばれています。それは、「使い勝手」です。最終的には、顧客は「使い勝手がいい商品を選ぶ」ものです。
使い勝手という言葉はよく使われますが、正確に理解している人は多くありません。それは、次の3つから成り立っています。
1つ目が、安全安心。これは、品質・クオリティーに対する安全安心と、メーカーや販売店の対応や接客に対する安全安心の両方があります。
2つ目が、カンタンさ。これは、操作のカンタンさと維持管理のカンタンさの2つがあります。
3つ目が、喜び。これは、使いこなせることの喜び、そして持っていることの喜びに分けることができます。
安全安心。カンタンさ。喜び。この3つのすべてを満たして初めて、「使い勝手がいい」と言えます。
なかには意外に感じるものもあるかもしれませんが、身の回りの使い勝手のいい商品をよく見れば、思い当たるフシがあるはずです。
顧客は、選ぶ前に「使い勝手がいいのはどちらだろうか」自分なりに考えて、最終的に1つに絞ります。無意識に「安全安心」「カンタンさ」「喜び」という基準をもとにチェックして、「やっぱりこっち」と選び出します。
何げなく選んでいるように見えて、かなり高度な判断をしています。実際にあなたもそうしています。
つくるほう、販売するほうは、使い勝手を前面に押し出せば、顧客に選んでもらいやすくなります。それこそ高額の商品でも、使い勝手をアピールすれば、顧客は「これにする!」と買ってくれるものです。
使い勝手は、価格やデザイン、知名度などに勝ります。つくるほう、販売するほうは、トコトン追求しなければならないことです。何より顧客自身が本当にそれを求めているですから……。
(朝の独り言☆)
今日は、来月ジョイントオペのスケジュールを組んでいました。現時点で、二日間13名を予定しています。もう2名出来ないかと、麻酔科医やスタッフと調整しています。不可能も、工夫すれば可能になるものです。
🔷写真は、副院長と共に取材を受けている様子です!