2017.8.10.

全力を出さなくていい理由などない、、、

結果というものは、やる前には誰も分からないものです。もし「分かる」人がいるとすれば、よほど予知能力がある人です。

やる前には結果が分からない――。これを「いいこと」ととらえるか、それとも「よくないこと」と思うかは、人それぞれです。

結果が分からないのは「よくない」と思う人は、何ごとも全力でやろうとしなくなります。「結果が分からないのに、全力を出すのはもったいない」と考えてしまいます。

一理あるような気がしますが、そうではありません。それは、様子見をすることです。

どうなるか分からないから、最初のうちは力半分で臨む。やっているうちにうまくいきそうだったら、全力を出す。うまくいきそうもなかったら、そのまま全力を出さずに終えてしまう……。

そういう一種の「省エネ」をします。省エネと言えば聞こえはいいですが、ハッキリ言えば、手抜きです。

本人は「力を出すところと出さないところを使い分けている」と思っていますが、そんなことはあり得ません。手抜きをしているうちに、いつしか持っている力そのものが衰えていきます。

いざ全力で臨もうとしたときは、力が衰えていることにも気づかずかつての半分しか出せなくなっています。そういう人は、世の中にたくさんいます。

ライオンは、獲物を獲るときに常に全力で臨みます。だからと言って、100%獲物を獲れるわけではありません。狙われているほうも必死で逃げますから、全力を出しても獲れないこともあります。

獲物が獲れるかどうかも分からないのに、ライオンは全力を出します。それが、ライオンです。まさに「獅子奮迅」です。

もしあなたがライオンなら、「獲物が獲れそうもないから、全力を出すのをやめよう」はと思わないはずです。

そんなことをしたら一切獲物を獲れずに、餓死してしまいます。獲れる・獲れないにかかわらず、常に全力を出すに違いありません
結果が出るかどうか分からないから、ほどほどの力を出すだけでいい……。

そんなことを考えるのは、ナンセンスです。どんなことをするのであれ、また結果がどうあれ、全力を出さないでいい理由などありません。

(朝の独り言☆)
今日も朝からジョイントオペです。
今日も午前2時までは、かかりそうです。最後までしっかり頑張りたく思います。