人間には、誰しも知られたくないことがあります。特にプライバシーに関することを根掘り葉掘りなんでも聞かれるのは、イヤがるものです。
そうしたプライバシーに関することを積極的にオープンにする必要はありませんが、明らかにしたほうがいいものもあります。それは、「都合が悪いこと」です。
これは、かかわる相手のためにも必要なことです。同時に、自分自身のためにもプラスになります。
たとえば、自分の苦手なことや不得手なこと。そういう自分にとってマイナスなことを積極的に開示するのは、ある意味では「恥ずかしいこと」かもしれません。
少なくとも気分がいいものではないです。
それでも自ら進んで言うと、相手が安心します。事前にそれが分かっていれば、相手が対処しやすくなります。
「言ってくれて、ありがとう」と、相手があなたに感謝することもあります。
何か問題が起こってから知ったとなると、処理が余計に難しくなります。「 早く言ってよ」となるのは、間違いありません。
あるいは、過去にした失敗。プライドが邪魔してオープンにするのを憚る人がいますが、やはり「しない」よりは「する」ほうがいいです。
特にトラウマとなっている失敗は、自分から進んで言うべきです。
事前に言ってくれれば、相手もそれを織り込んで行動するようになります。相手にとっても、そのほうがラクです。
それ以上に、あなた自身がラクになります。何よりビクビクしながら、行動することがなくなります。
「失敗するんじゃないか」「失敗して、周りに迷惑をかけたくない」「失敗する自分に価値はない」……
そんなネガティブな気持ちになるのを防いでくれます。
たとえあなたが失敗したとしても、周りの人すべてがフォローしてくれます。
「大丈夫だよ」と言って、あなたをトコトン労ってくれます。
都合の悪いことの1つや2つは、誰にもあります。
それを先に言ってしまったほうが、すべての人にいい結果をもたらすものです。
(朝の独り言☆)
今日は、コンサルタントによるリーダーミーティングでした。皆さん、とても充実したようです。人は、さらなる成長を実感したとき、充実するのだと思います。