「あの人のことは絶対に許せない!」
自分のことを否定したり傷つけたりするようなことを言われれば、誰でも相手に対して腹を立てます。
「許せない!」と思うことは、当然の帰結です。
その「許せない!」という気持ちをどのように処理するかは、まさに人それぞれです。
自分が受けたのと同じようなことを相手に仕返しする人もいれば、その相手に影響力のある人に抗議する人もいるかもしれません。
どういう対応をするのも自由ですが、いつまでも「許さない」でいても、何も解決しません。両者の関係は、険悪なままです。
相手に非があるとしても、ここはいったんリセットしたほうが、得策です。それが何を意味するのかと言うと、相手を「許す」ことです。何よりそれは、あなた自身のためになります。
「あんなヒドイことをされたのに、許せるはずがない!」
あなたは、そう言うかもしれません。許すのは、何も相手を無罪放免することではないのです。
「なかったことにする」のでも、泣き寝入りすることでもありません。そこは、間違えないでほしいところです。
許すのは、ヒドイことをした相手自身です。あなたは、まずそのことを相手にしっかり伝えます。
もっとも、その行動自体を許すわけではありません。自分がどんなにショック受け傷ついたかもハッキリ相手に伝えます。
それを聞いた相手は、あなたがどれだけ苦しんだかを知るようになります。
同時に、自分がしたことが、どれだけヒドイことだったかをようやく理解します。
この段階になれば、ココロのある人は、自分のしたことを深く反省します。なかには自分を恥じて、責め続ける人もいるかもしれません。
それは、あなたの望むところではないはずです。あなたが苦しんだことは事実ですが、相手がそれ以上に苦しむのを見たくもないはずです。
自分を傷つけた相手が苦しまないように、あなたが先に「許す」ようにします。自分を傷つけた相手を許すことは、誰にでもできることではありません。
「汝の敵を愛せよ」に通じますが、それはあなたにしかできないことです。
(朝の独り言☆)
今日は、来年な向けて楽しみな仕事の話しを頂きました。仕事は、どんな環境で、誰とするかで決まります。その環境と人を引き寄せるには、いかに潜在意識を活かせるか!多くの方に、潜在意識の価値を伝えたいです。