「よく頑張ったなぁ」「いい話だ」「大変でしたね」……
小説を読んだりドラマ・映画を見たりしたとき、あるいは苦労した末に功成り名遂げた人の話を聞いたりしたとき……。
その内容に感動して、涙腺が崩壊する人がいます。
いわゆる「涙もろい人」は、どこにでもいます。もしかしたら、あなたもその1人かもしれません。
涙もろいことは、ストーリーの人物や話をする人に共感する能力が高いことを意味します。情緒豊か、感受性が強い証拠でもあります。
涙を流すと、スッキリします。ストレスを減らす効果もあります。泣くことは、なんら悪いことではありません。
その半面、デメリットもあります。泣いてスッキリしてしまうことで、「ああ、よかった」と満足して終わりがちです。
ストーリーの人物に共感して、「ああいう生き方をしてみたい」と思ったり、いい話を聞いて、「私も頑張ろう」と思ったりします。
とは言え、泣いてスッキリしただけで、その先がありません。
おそらくボロボロ泣いた人のほとんどは、翌日には忙しい日常に引き戻されて感動したことをすっかり忘れています。
「ああいう生き方をしてみたい」「私も頑張ろう」という思いも、キレイサッパリ消えてしまっています。
流した涙をムダにしてしまっています。
涙もろい人は、往々にして行動にまでつなげられません。
感動しただけでその後の人生が何1つ変わらずにいます。
本当は感動したことの中から1つでも自分に活かせることをやっていけば、共感した主人公のような生き方もできるし、功成り名遂げた人のようになることもできます。
何か1つでも行動に移せば、翌日からゆっくりとでも人生が動き出します。
その行動を続けていけば、いつの日か効果は表れます。成長したことを実感できるようになります。
涙もろい人は、基本的にいい人です。ただし、行動力に欠けます。
感動したことを1つでも実行するようになると、流した涙をムダにすることがなくなります。
(朝の独り言☆)
「最高の引き寄せ」朝倉千恵子さんに、ブログで紹介して頂きました。朝倉さんのセミナーには10年程前に、いのうえ歯科のスタッフを参加させたことがありました。朝倉さんのセミナーに感動し、凄く成長したのを思い出します。
是非、ブログをお読み下さい。