2017.10.25.

自分の言動に責任を持つ、、、

グローバル化、情報化が進んだ現代では、さまざまなことに精通する能力が求められます。

高度な専門性を有していなくても、何を意味するのか、どういう影響があるのかを読み解く、最低限の知識情報と対応力を持つ必要があります。

それが、いわゆる「リテラシー」です。リテラシーのある・なしは、何をするにおいても明暗を分けることになりかねません。

代表的なのは、メディアリテラシー。それ以外にも、ITリテラシー、金融リテラシー、科学リテラシー……。

挙げれば挙げるほど、「こんなにあるのか」と、溜息をつきたくなってきます。

重ねて言いますが、これらの分野について高度な専門性を追求したり、専門用語や難解な言葉を覚えたりすることが、リテラシーではありません。

そもそもリテラシーとは、その分野について分析検証する能力です。なおかつ自分自身のスタンスを決めることです。

前者については、必ずしも自分1人で行わなければならないということはありません。

周りの人や関係者と共同で行ってもいいし、信頼できる人に依頼するのもアリです。

その分析検証をもとに、これからどんなことが起こるのか、どういう対応をしていくべきか、何を始めたり備えたりしていくか決めます。

これが、自分自身のスタンスを決めることです。

それは、一緒に分析検証した人と必ず一致しなければならないというものでもありません。世間一般とズレていてもいいです。

少なくともその分野に対して、自分自身は「こう考えて、このように行動する」と決めて、それを実践していけば、リテラシーのある証拠です。

そのスタンスについて、ほかの誰かに何かを言われる筋合いはありません。

どんなことについてであれ、リテラシーを身につけると、自分の言動に責任を持つようになります。

その結果がどうなっても、後悔も負け惜しみもしなくなります。

つまり、リテラシーとは、自分自身に責任を持つこと。これはどんなことについても、当てはまります。

それ以上でも以下でもありません。

あなたは今日、自分の言動に責任を持ちましたか。どんな結果にも後悔しないでいられましたか?

(朝の独り言☆)
私は本を書いていますが、著者同士のお付き合いがほとんどありません。数少ないお会いする一人が鈴木真奈美さんです。先日、真奈美さんの投稿に素敵な言葉がありましたので、写真でシェアさせて頂きます。