世の中は、次の２つのタイプに分けることができます。それは、「ツキのある人」と「ツキのない人」です。
すべての人は、このどちらかに分類されます。あなたは、どちらでしょうか。
両者を分けるのが何かと言うと、「行動」です。行動する人は、ツキがある。行動しない人は、ツキがない……。そう言い切っても、過言ではありません。
ツキは、「棚からぼた餅」のように､勝手にやって来るものではないです。「漁夫の利」でも「上げ膳据え膳」でもありません。
行動して自ら手に入れる――。それこそが、ツキです。
もっとも、ただやみくもに行動していても、ツキのある人にはなれません。しかるべき行動をしている人だけが、ツキを手に入れられます。
その行動とは、周りの人を明るく楽しく元気にさせることです。
たとえば、落ち込んでいる人に「また一緒に頑張ろうよ」と声をかける。
成果を出した人にサプライズでちょっとしたお祝いをする。
懸案を抱えたクライアントに改善策を提案して、一気に問題を解決していく……。
ツキとは、自分自身が行動を通じて手に入れるものです。
自ら主体的に周りの人が明るく楽しく元気になれる行動をする人が、ツキを呼び込めます。
自分のためになる、あるいは自分だけがトクをするような行動をしていても、ツキを呼び込むことはできません。
自分以外の誰１人明るく楽しく元気になることはないのですから、むしろツキを遠ざけることになります。
周りの人が明るく楽しく元気になれば、自分を起点とした「場」が活性化します。
和気アイアイ、ワイワイガヤガヤとした雰囲気が形成されれば、世の中の役に立つような面白いアイデアがポンポン出てくるようになります。
自分の周りだけでなく、より多くの、それこそ見ず知らずの人まで明るく楽しく元気になっていきます。
ツキとは、たくさんの人を明るく楽しく元気にさせる人が呼び込めるものです。何もしないでツキを得られる人などいません。
「最近ツイていないなぁ……」
もしあなたがそう思っているなら、やるべきことはただ１つ。
それは、周りの人を明るく楽しく元気にさせることにほかなりません。
（朝の独り言☆）
今日は小田原ヒルトンで、溝口スクール上級講座の講義をしました。皆さん、とても真面目に聞いてくれ嬉しく思いました。
