本当はないほうがいいもの……。けれども、ときには役立つことがあるもの……。こうした矛盾をはらんでいるのが、「よどみ」です。
よどみとは、何かが詰まった状態。もしくは停滞している状態です。進捗させたり成果を挙げたりするには、一刻も早く取り除かねばなりません。
そうしなければ、さらに詰まったり、停滞がひどくなったりします。放置していいことなど1つもありません。
その意味では、「ない」ほうがいいに決まっています。よどみがなくなれば、ものごとがスムーズにいくようになります。
それなのに、なぜ役に立つことがあるのかと言うと、ときとして「サイン」になるからです。それまでのものごとの進め方を抜本的に変えたほうがいいということを、暗に知らせています。
よどみが起こったということは、どこかに詰まりや停滞があることにほかなりません。それが何かのはずみで「たまたま」起こったのならまだいいですが、2回、3回と続けて起こったとしたら……。
おそらくそれは、「制度疲労」のサインに違いありません。何かが、行き詰まっています。
ものごとの進め方をゼロベースで見直す必要があります。プロセスの1つ1つを逐一じっくり検証していきます。
具合が悪いところが見つかったら、抜本的に進め方を変えていきます。
ブレークスルーを興すくらい変えていけば、よどみなどなくなって、これまでよりはるかにスピーディーにものごとを進めることができます。
もし具合が悪いところが見つからなかったとしても、それはそれでかまいません。じっくり点検する機会を得たので、その後は安心してものごとを進めることができます。
不都合が改善されれば、よどみはなくなります。その不都合を知らせるために、よどみが起きたと考えれば、「不幸中の幸い」とすることができます。
あなたは今日、よどみなくものごとを進められましたか。それともよどみをサインと受け止めて、プロセスの1つ1つを点検しましたか?
(朝の独り言⭐︎)
今日は、病院の忘年会でした。今年は、北海道ホテルのフルコースに。皆さん、喜んでくれていました。あと少し、最後まで頑張りたく思います。