誰にでもある、うまくいかないとき――。もしかしたら、今のあなたはその渦中あるかもしれません。
うまくいかないときは、「ない」に越したことはありません。それを「これほど楽しい時間はない」と言ったら、あなたはどう思うでしょうか。
「そんなことはありません。これほどつらく苦しいものはほかにはないですよ」
「本当にそうですね。これほど一生懸命やっていたときはほかにはありませんから」
あなたがどちらを選ぶかは、分かりません。どうか後者であることを願っています。
「うまくいっていないとき」とは、やっていることに対して、結果が出ていない状態です。行動に対して、結果が釣り合っていないとも言えます。
行動しているのに、結果がついてこないのですから、つらく苦しいに決まっています。その点では、あなたに深く同情します。
とは言え、今のあなたは、まだ結果が出ていないだけです。そのまま行動を続けていけば、いずれ結果は出ます。焦らず腐らず迷わずに行動していけば……。
結果が出ないでいるのは残念なことですが、余計なことを考えずに行動に集中できます。行動そのものを楽しめる至福のときです。その楽しさは、のちのち必ず役立ちます。
多くの人は気づいていませんが、トコトン行動できるのは、結果が出ていないときです。行動を楽しめるのも、結果が出ていないときです。
いずれ結果が出るようになったら、ガラリと事情が変わります。忙しくなったり、いろいろな対応に追われたりして、行動に集中できなくなるかもしれません。
ひとたび結果を出すと、プレッシャーを感じるようになります。「次も結果を出さなければならない」と思うと、行動そのものを楽しめなくなります。
こうして別の意味でのつらさ・苦しさを味わうようになります。このときあなたは「結果が出ないことなんて、全然つらくも苦しくもなかった」と実感します。
うまくいかないとき、トコトン行動することを楽しめるようになると、結果を出せるようになってから、プレッシャーを感じることが少なくなります。楽しみが、プレッシャーを上回ります。
トコトン行動できるのは、やはり楽しいことです。うまくいっていないときに、トコトンやる楽しさに目覚めれば、うまくいったときに自分を救ってくれます。
(朝の独り言⭐︎)
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