「何がなんでも成功させるぞ!」
長い人生の中では、そんなふうに気合いが入る出来事がいくつかあります。
たとえば、自分の事業プランを発表するプレゼン、行きたい会社に採用されるかどうかが決まる最終面接、ビッグクライアントとの取引をまとめる商談……。
「これがうまくいけば、大きくステップアップできる!」
そんなチャンスに恵まれれば、どうしても肩に力が入ってしまいます。緊張のあまり、ふだんは決してやらないようなイージーミスやボーンヘッドをしてしまう……。
そんなことになったら、泣くに泣けません。
緊張のあまりミスをするのは、仕方がないことです。問題は、ここから。
ミスをしたと言っても、その瞬間に「ゲームオーバー」になったわけではありません。形勢が悪くなってはいますが、挽回するチャンスはあります。と言うより、自ら挽回していくしかありません。
どうすればいいのかと言うと、「一瞬で反転攻勢する」こと。それができれば、ミスを挽回して成功をグッと手元に引き寄せることができます。
反転攻勢に必要なのは、まず緊張とミスを認めること。相手にそう正直に打ち明けてもいいです。
相手にしても、逆の立場に立てば、緊張するに決まっています。正直に告白されたら「仕方ないよね」と、軽く同情してくれます。
打ち明けたあとは、持っている力をすべて出すべく大胆に行動します。いたずらに時間を消費していますから、やるべきことのいくつかを省いて、必要最低限のことだけをアピールしていきます。
「失敗に終わったら自分のせいだ。それでもできるだけのことはやろう」
腹を決めれば、あなたの中から不思議なエネルギーが湧き出します。相手も尋常ではない気配を感じて、「この人には何かある」と察知します。思う存分持っている力をすべて出せば、「この人に決めた!」と思ってもらえるまでになります。
ミスから形勢を逆転できたのは、一瞬で反転攻勢したからです。緊張する場面では、人はミスをするものです。
そのとき「もうダメだ」と思ってしまえば、結果はついてきません。「できるだけのことはしよう」と思って、反転攻勢に転じた人は、結果を手繰り寄せられます。
(朝の独り言⭐︎)
明日から二日間セミナーです。しっかり頑張りたく思います。今週で連休も終わります。気持ちをあらたに、さらに頑張りたく思います。