雨が何日も降り続いたのち、天気が快晴になると、「空はこんなにも青かったのか!」と気づかされます。もともと空が青いことは知っているのに、ちょっと見なくなるだけで忘れてしまうほどです。
何日かぶりに見た空の、その青さには、感動します。同時に、「今日はジメジメした天気でなくてよかった」と、晴れてくれたことに感謝もします。
空の青さに気づけないのは、何日も雨が降り続くからだけではありません。あなた自身が空をしっかり見ていないからでもあります。
なぜ空をしっかり見ていないのかと言うと、気にもとめていないからです。「空が青い」のは当たり前だから、わざわざしっかり見るほどではないと思っています。
「今日は雨が降るかな、傘を持っていったほうがいいかな」「洗濯物を外に干しても大丈夫かな」……
それは、天気を気にしているのであって、空の青さを見ているのではありません。空のことを見たつもりになっています。
見たつもりになっているだけで、まったく見ていない……。往々にして、こういうことはたくさんあります。それは、空の青さに限ったことでありません。
何かをしっかり見る……。これは、意外とできていないことです。
たとえば、家族や同僚、友人知人など、日常的に接している人のことを、あなたは「よく見ているつもり」になっています。実際は、その人たちのことをまったく見ていないにもかかわらず……。
内面の葛藤や迷い、不安などは表情に微妙に表れるものです。
その微妙な変化に、あなたは気づくことができるでしょうか。見たつもりになっていて、実はまったく気づかないでいるのではないでしょうか。思い当たるフシはありませんか。
「家族(同僚、友人知人)のことなら私はよく知っている」と思っていても、案外、その人たちの微妙な状態に気づかずにいることはたくさんあるものです。
あとになって、「そんなことがあったの?」と知らされて、ようやく気づくことも……。まるで久しぶりに梅雨の晴れ間に出合ったときのように……。
しっかり見ないと、気づけないでいることはたくさんあります。そういうことはできるだけ減らしたいものです。
(朝の独り言⭐︎)
今日は、遅くまで打ち合わせでした。ブラックペアンを観てサッカーも観たら、明日は辛いかも 笑笑!日本、勝って欲しいです!