仕事でも人生でも、目指すべきゴールがあるとすれば、事前にどこをどう通っていくのかというルートを確認します。いろいろ調べて、なるべく最短ルートを行こうとします。
それ自体は普通のことですが、途中で何が起きるかはまったく分からないものです。
たとえば、トラブルや事故が起こったり、信じられないようなミスがあったりして、予定が崩れることは往々にしてあります。
事前に調べた最短ルートが、実は回り道や通行止めになってしまう……。そのときそのままその道を行くのか、それとも別の道を探してそちらに行くのかは、まさにその人次第です。
そのまま進むのも自由。別の道を行くのも自由。
大げさに言えば、運命の分かれ道。確かにその選択によってその後の展開が大きく変わっていきます。
時間がかかってもいいから、最初に決めたルートで行く。あるいは「これ以上は進めない」と判断して、別のルートを行く。
どちらが正解で、どちらが不正解ということはありません。どちらも正解になり得るし、どちらも不正解になり得ます。
こういう言い方をすると、「どっちなんですか?」とシビレを切らす人がいます。その人のために、次のように補足します。
正解とは、決めたゴールに確実にたどり着くことです。試験ではないのですから、それに「早い/遅い」はありません。
ゴールにたどり着ければ、最初に決めたとおりに行くのも別のルートを行くのも、どちらも正解です。反対に、ゴールとは違うところに行き着いたら、不正解です。
何が言いたいのかと言うと、ゴールにしっかりたどり着くことが大事だということです。時間がかかってもいいから、決められたゴールにたどり着くことは最優先すべきです。
それができるようになったら、より速くゴールに到着できるように模索していきます。
どんなに速かったとしても、間違ったゴールに行き着いてしまったらなんの意味もありません。まさに徒労に終わります。
(朝の独り言⭐️)
近く50代向けの本を出版します。50代向けとはいっても、若い人が早く読むことで 将来を先取りし、賢く人生を過ごすのに役立つ内容です。楽しみにしていて下さい。