2018.12.19.

アウェーに弱い人は、「ダメでもいい」と開き直る、、、

プロスポーツでは、ホームとアウェーで半分ずつ試合が行われます。そのほとんどがホームで勝つことが多く、アウェーでは苦戦します。

逆に言うと、アウェーで勝てるようになれば、その実力は本物です。

ホームで勝率8割か9割、アウェーで勝ち負けイーブンなら、「優勝する」と言っても、まず間違いありません。

アウェーでは、なかなか勝つことができない……。それは、プロスポーツに限らず、ビジネスでも同じです。

それなのにアウェーで実力を出せないことに悩んでいる人は、たくさんいます。もしかしたら、あなたもその1人かもしれません。

ホームでは、リラックスしてのびのびイキイキと活動できますが、アウェーになると、勝手が違ってく、思うように力が出せないものです。

アウェーで実力を発揮できないのは、それは、当たり前です。そのことで自信を喪失するのは、おかしなことです

まずは「アウェーで負ける(結果が出せない)のは当たり前」だと、認識します。それは、図々しいことではありません。

また逃げたり、あきらめたりすることとも異なります。「ダメでもいい」と開き直ることです。断っておきますが、それは「負け」を前提することではありません。

そうすると、不思議なこと「勝たなければいけない」「結果を出さなければならない」と思うことがなくなります。「結果」「勝利」を考えなくなると、アウェー独特のプレッシャーからも解放されます。不思議とホームにいるのと同じように、リラックスしてきます。

ホームにいるときと完全に同じような心理にはならなくても、それに近い状態にはなれますから、のびのびイキイキと活動できます。自分の持っている力を100%発揮できるようになります。

もともと実力があるのですから、それがしっかり出れば、問題はありません。アウェーにいても、ホームのときと同じような結果、勝利を手に入れられます。

アウェーで結果を出すには、「ダメでもいい」と開き直る――。逆説的ですが、それが、一番効果的な方法です。