世の中には、2種類の人がいます。それは、「第一印象で選ばれる人」と「第一印象で選ばれない人」です。誰もが、このどちらかに分類されます。
どちらになるかによって、人生が大きく変わってきてしまう――。そう言い切っても過言ではありません。
当たり前ですが、前者のほうがいい結果を手に入れられるし、思いどおり人生を歩むことができます。後者の場合、悔しい思いをすることもあるし、「鳴かず飛ばず」の人生を余儀なくされるかもしれません。
両者の差がどこで生じるのかと言えば、見た目。見た目を大事にしている人は、第一印象で選ばれます。反対に、見た目に無頓着な人は、第一印象で選ばれずにいます。
見た目と言っても、容姿容貌を指すのではありません。もしそうなら、容姿容貌に優れない人は、生まれながらにしてハンディキャップを抱えることになります。
実は、第一印象で選ばれる「見た目のよさ」と容姿容貌は、相関性がありません。容姿容貌が整っていても、第一印象で選ばれない人はたくさんいます。
見た目のよさを成立させるのは、もっと別のことです。それは、次の3つ。
1つ目は、清潔さ。アタマのてっぺんから足のつま先まで、身につけているものも含めて、キレイサッパリしている人は、第一印象で「この人はいい」と思われます。
2つ目は、笑顔。自然でさりげない、かつ親しみを感じさせる笑顔の持ち主は、第一印象で「この人といると、楽しそう」と思ってもらえます。
3つ目は、元気さ。前向きでアクティブ、またエネルギーがあふれている人は、第一印象で「この人といると、面白いことが起こるかも」と思ってもらえます。
清潔さ。笑顔。元気さ。この3つを兼ね備えている人が、第一印象で選ばれます。このことに異論を唱える人はいないはずです。
「清潔さ」「笑顔」「元気さ」を後天的に身につけるのは、誰でもできます。そう、見た目を大事にするのは、誰もができることです。もしあなたが「第一印象で選ばれない」という自覚があるとしたら、「清潔さ」「笑顔」「元気さ」を身につけていきます。
容姿容貌がいいのに第一印象で選ばれない人は、「清潔さ」「笑顔」「元気さ」を備えていない人です。
本人はそのことにまったく気づいていません。選ばれないのは、「私に嫉妬しているから」だと、カン違いしたままでいます。本当に残念なことです。