2019.3.22.

小さなチャンスからつかんでいく、、、

チャンスをつかめる人と、つかめない人――。両者に能力的な差はありません。「まったくない」と言ってもいいです。

違いを挙げるとすると、1つだけあります。それは、小さなチャンスをつかむか どうかです。

ごくごく小さなチャンスをしっかりつかんでものにする――。それが、チャンスをつかむ人です。

チャンスというものは、本来的に小さなもの。目を凝らしてよく見ないと、あるのかないのか、はたまたそれが本当にチャンスなのか、それともそうでないのかは分からないものです。

その小さなチャンスをつかんでものにした人には、次にほんのちょっとだけ大きくなったチャンスがやって来ます。それをものにしたら、またほんのちょっとだけおう大きくなったチャンスが来ます。

来る度にチャンスは大きくなります。まるで「わらしべ長者」のようです。「つかんではものにする」を繰り返していると、ある日突然、誰が見ても分かるくらい大きなチャンスがやって来ます。

それを確実につかんでものにした――。チャンスをつかむ人がやったことは、そんなささいなことです。
別に特別なスキルや才能を必要としません。目の前にある小さなチャンスを大切にしただけです。

チャンスをつかめない人のところに、何もやって来ないということはありません。小さなチャンスは、無数にやって来ます。

ただそれをつかもうとしません。「こんなのは小さすぎる。もっと大きなチャンスが来るまで待とう」と、見向きもせずにいます。

小さなチャンスをつかんでものにしない限り、それ以上大きなものはやっては来ません。チャンスをつかめない人は、残念ながら、来るはずのないものを待ち続けて終わります。

小さなチャンスは、誰のところにもやって来ます。それを過小評価せずに受け取ってものにしたひとだけが、本当にチャンスをつかむことができます。