同じことをするのでも、昨日より１つでも多くできるようになった……。それは、成長です。
たかが１つ。されど１つ。
この１つを増やすために、これまでどれだけの努力をしてきたことでしょうか。筆舌に尽くしがたい思いがあるかもしれません。
その成長を、あなた自身が素直に喜ぶべきです。と言っても、「やったー！」と声を上げたりガッツポーズしたりしなくてもいいです。
するのは、喜びを噛みしめること。それが、成長の原動力になります。
成長できていないうちは「まだできないのか」「なんでできないのか」とじれったい思いをすることもあります。
それに耐えられず、やめてしまうと、そこから先は少しも成長できません。それは残念でもあり、また当然のこと。
たかが１つでも多くできるように頑張り続けることでしか、成長できません。それは、本当にスゴイことで喜ばしいことです。
１度でもその喜びを味わったら、人生が加速していきます。「もっともっと」と、成長を追い求めるようになります。明日になれば、１つでも多くできるように頑張っていきます。
ときには１つも多くすることができない日もあります。それが、何日も続くこともあり得ます。
そういうときはムリせず、自分自身を追い込まず、かつガッカリせずに、それでも続けていきます。それしか選択肢は、ありません。
気分転換を兼ねて、1日や２日、休むのはアリです。成長できないで落ち込んだままの気持ちで取り組むよりは、ずっといいです。
たった１つとは言え、毎日毎日、結果が出るものでもありません。それでも続けなければ、成長できないのも事実。
続けていれば、以前と同じように１つ多くすることができます。たかが１つですが、続けたから可能になったこと。
このときあなたは、成長できた喜びを実感するに違いありません。「やったー！」と声を上げたり、ガッツポーズをしたりしそうです。あなたを自然にそう反応させてしまうのが、成長の喜びです。
