2019.10.21.

貧乏くじを引いてみる、、、

「なんで私がやらなければいけないのだろう……」

本来、誰かほかの人がやるべきことを、あなたが代わりにやらなければならなくなった。あるいは、担当が決まっていなかった作業をいつの間にかやることになってしまった……。

組織の中にいると、そんな貧乏くじを引かされることもあります。あなたにも、そんなことの1つや2つがあったかもしれません。

それをしなければならないとすると、自分自身に多大なマイナスの影響が及びます。分かりやすい例で言うと、残業しなければならなくなること。

その貧乏くじとなる仕事をすることで、プライベートや睡眠の時間を削られそうです。これは、ゆゆしきことですが、マイナス面ばかりあげつらっても、1つもプラスにもなりません。

その仕事をあなたがしなければならないとしたら、自分自身でプラスになるように持っていきます。

まずは自分の仕事全体を見直す。これまで担当してきた分にその新しく増えた仕事を加えた作業時間を以前より短くするとともに、クオリティーまでアップさせていきます。

単純に作業量が増えたのですから、これまでより勤務時間が長くなってしまいます。それでは自分自身が疲弊するだけ。こうなっては、まさに貧乏くじです。

それを「当たりくじ」に変えるには、自分自身が創意工夫するしかありません。

質と量を同時に追求し、それを可能にするやり方に転換していけば、より少ない時間でより大きい成果を出せるようになります。

それは、本来、誰にでもできること。あなた自身にとっても、創意工夫を発揮すべきときです。

仕事のやり方というのは、クセになっていたりルーティンになっていたりして、意外と深くしみついてしまっているもの。

何かのきっかけがなければ、なかなか変えようとはしません。それは、自分自身を旧態依然化してしまうこと。

貧乏くじを引かされたときは、逆にチャンスです。仕事のやり方を全面的に変えることができれば、当たりくじに変えることになります。その意味では、貧乏くじを引くのは、悪いことでもありません。