2019.11.20.

粘るほうが勝つ、、、

粘るが勝ち――。このことは勝負ごとに限らず、ビジネスや人生全般についても言えることです。

結果がどうなるかなんて、最後の最後まで誰にも分かりません。また最後の瞬間まで、結果は決まらないものです

「もう大丈夫だ」と思って慢心してしまったら、9分9厘手にしていた勝利をスルリと逃すことにもなりかねません。「まだ可能性はある」と思ってあきらめずにいたら、大どんでん返しが起こることもあり得ます。

最後まで粘ったほうが勝つ。どこからどう見ても当たり前のことなのに、教訓めいて言われるのは、現実が異なっているからです。

まだ可能性が十分に残されているにもかかわらず、「もうダメだろうな」「なんかムリっぽいな」「かなり厳しいな」と、早々に白旗を揚げる人が少なくありません。本当にもったいないことです。

「ダメ」とか「ムリ」「厳しい」は、あくまでもその人の主観です。予測でもなければ、結果でもありません。

その人が勝手に「うまくいかないに決まっている」と結論づけています。粘ることをまったくせずに……。

そもそも世の中には、粘ることをしない人のほうが圧倒的多数です(だからこそ慢心してしまう人でも結果を出せてしまうという逆説的な状況があります)。たった1人でも粘ってみれば、形勢不利でも道は開けてきます。

粘る人。粘らない人。どちらのほうが最終的に結果を出せるのかと言えば、口に出すまでもありません。

情勢がどうなっているかにかかわらず、最後まで粘ってみる。それだけで結果を出せる確率はグーンと上がります。粘らない人のほうが多いのですから、結果を独り占めすることもあり得ないことではないです。

うまくいっているときでも、最後まで粘ってみます。そうすれば、よりよい、かつより多くの結果を手にすることができます。

うまくいっていないときなら、なおさら最後まで粘っていきます。そうすれば、周りにいる誰もが驚くような結果を手にすることも可能です。