多ければ多いほどいい――。それが、「レパートリー」です。
どんなレパートリーがいいのかと言えば、「できる」です。できるレパートリーが多ければ多いほど、どんなことにも対応しやすくなります。どんなことにも結果を出せるようになっていきます。
できるレパートリーを増やすと言っても、どうすればいいのか分からない……。そんな声が聞こえてきそうので、明確に言います。
それは、知識・スキル・経験のそれぞれのレパートリーを増やしていくこと。この3つのレパートリーを増やしていくことが、できることの範囲と種類を広げることに直結します。
知識だけがあっても、必ずしもできるようにはなりません。スキルだけがあっても、通用するかどうかは未知数です。経験だけがあっても、うまくいくかどうかはなんとも言えません。
知識・スキル・経験が三位一体になったとき、ものごとが「できる」ようになります。
そのためには、何はともあれ、知識・スキル・経験のそれぞれのレパートリーを増やしていくことから始めていきます。
最初はどれか1つに絞ってもいいです。たとえば、知識を選んだとしたら、まずはそのレパートリーを増やしいきます。
前述したように、いくら知識のレパートリーを増やしたところで、できるようにはなりません。それは、ほかの2つが不足しているから。
ある程度、知識のレパートリーを増やしていったら、次はほかのものに取りかかります。それがスキルなら、レパートリーをドンドン増やします。
スキルのレパートリーがある程度増えたら、今度は経験。3つ目のレパートリーをドンドン増やします。
知識・スキル・経験のレパートリーをコツコツ増やしていくと、それらが三位一体化します。
この3つをかけ合わせると、レパートリーは天文学的数字になります。それこそ無限に増えていきます。
知識・スキル・経験のレパートリーが増えると、できることも無限になります。「できるレパートリー」は、このようにコツコツ増やしていくものです。