2020.4.28.

当事者意識を持つ、、、

 何が原因であれ、よからぬトラブルが起きたときは、すぐに解決しなければなりません。それをするのは、あなた自身。
 たとえ不可抗力だったとしても、あなたがそのトラブルを解決していきます。そうしなければ、もっと大ごとになってしまい、解決するのに時間がかかってしまい、やっかいになるだけです。
「自分がやったことではない」「ほかの人がやればいい」「私には関係ない」……
 あなたの中には、そんな気持ちも少なからずあるようです。それは、偽らざる本音。
それでもあなたがやるべきです。そのトラブルをサッサと解決したほうが、その後の予定がスムーズにいくのですから……。
少なくともそのトラブルを放置したり無視したりしている間は、気になって集中できません。効率がグーンと落ちます。
 それを考えたら、すぐに解決に乗り出したほうが得策です。「私には関係ない」と言っている場合ではありません。
 もし自分1人で対処できないのなら、周りの人にも声をかけてみます。その中には、「自分がやったことではない」と思っている人もいそうです。
 その人にしてもトラブルが収まらない間、集中できないのは同じです。「サッサと解決したほうがいいですよ」と説得をして、手を借ります。
 何人かで動けば、解決も早まります。そのとき全員がこう思うはずです。
「解決してよかった。これで集中できる」……
 あなたのその行動が間違いでなかったことは、関係者全員が共有しています。声を変えてくれたことに感謝する人もいそうです。
 何があったにせよ、起こったことを自分のこととして考えたり行動したりする――。こうした当事者意識を持つと、素早い意思決定をするようになります。行動もスピーディーになっていきます。
当然ながら、成長するのも結果が出るのも早くなります。いいことずくめです。「自分に関係ない」と思ってしまったら、その時点で成長は止まってしまいます。
すべてのことを自分のこととしてとらえる――。そうした当事者意識を常に持っていたいものです。