2021.1.6.

緊張感を楽しむ、、、

結果を出している人に共通していることの1つが、「自分自身を厳しく律している」こと。自分自身を律することができないような人が、結果を出せるはずがありません。
自分自身を律することなく結果を出せるのなら、世の中は野放図でだらしのない人であふれることになってしまいます。たとえ結果を出せるとしても、そんな世界には「住みたくない」と言ってもいいくらいです。
もっとも、自分自身を律することができれば、「必ず結果を出せる」とはいかないのが、世の中の不思議なところです。律するとは、高い理念のもとに健全にマネジメントしていくこと。
こう言うと、冗談も言えないようなピーンと張りつめた緊張感のもとに行動しなければならないような印象と持つ人もいそうですが、それはたんなる誤解。緊張感はあるにしても、眉間にしわを寄せたような苦しさはありません。
むしろその緊張を楽しんでいる雰囲気さえあります。そもそも楽しんでいなければ、結果を出すことなどできませんから、これは大いなるパラドックスです。
結果を出すために自分自身を律するには、条件を満たしている必要があります。それは、次の3つ。
1つ目は、成長している。結果を出すためには、何よりも自分自身が成長していなければなりません。自分自身を律する=成長という見方は、十分に成り立ちます。
2つ目は、喜びがある。自分自身を律するには、やってはならないことをやらないという制限が課せられます。そうした厳しさがついて回りますが、ストレスになるようでは続けることが難しくなります。
制限を苦痛と感じるのではなく、喜びと感じるくらいになっているのが望ましいです。逆に言うと、喜びと感じるためにも、成長が不可欠になってきます。
3つ目は、貢献。自分自身を律することが誰かの役に立てば、厳しいことをするにしてもモチベーションもアップします。また継続しやすくなります。
成長。喜び。貢献――。この3つがあるからこそ、自分自身を律することが可能になります。同時に、きちんと結果につながっていきます。
あなたは今日、自分自身を律することができましたか。緊張しながらも楽しんで結果を出せましたか?