「どうもうまくいかないな。いろいろと変えたほうがいいかもしれない」……
やっている途中で、何かを変えなければならなくなるのは、ままあることです。それまでやってきたことがうまくいかないのが明らかなら、思い切って変えたほうがいいです。なおかつすぐにでも実行するべきです。
「変えるのは、面倒」「変えるとしても、なるべく少なくしたい」……
変えなければならないとしても、こんなふうに抵抗を感じする人がいます。「なるべくなら変えずに済ませたい」のは、多くの人の本音です。何よりいざ変えようとすると、それなりのお金も時間もかかります。
コストを最小限に抑えたいから、調子がよくないところを少しだけ修正するマイナーチェンジにとどめようします。
それだと当面はなんとかなっても、いずれまた調子が悪くなるのは明白。2度手間、3度手間になることは必至なので、マイナーチェンジはかえって時間もお金もかかってしまいます。
どのくらい変えるかは別にして、守るべき原則みたいなものがあります。それは、「ゼロベースから変えていく」こと。変えると決めたら、何はともあれ、ゼロベース。
そこから何をどれくらい変えていくか考えて決めていくほうが、結果としていい方向にいきます。「聖域なき改革」とも言えます。
これは、何がうまくいかないのかをゼロから見直して、よくないところを徹底的に洗い出し、最終的には以前よりもっとよくなるように改善していくということ。ゼロから点検していくので、見直す作業に時間もお金もかかるのは避けられません。
なぜゼロベースで見直すのかと言うと、よくないところを修理するだけではなく、いいところをもっと強化するから。結果として、変える前よりもはるかによくなって、進捗が加速します。トータルすると、意外に時間もお金もそれほどかかりません。
もっとも、ゼロベースから変えようとしても、結果としてマイナーチェンジに終わることもあります。それは、変える部分が少なかったということ。一方でいいところも強化されていますから、マイナーチェンジに比べたらはるかに強靭になっています。
面倒だからと言ってマイナーチェンジにとどめようとすると、小手先の改革になって、何度も修正することを余儀なくされます。逆に、時間もお金も想定以上にかかって、かなりのムダを生むことになります。
(朝の独り言⭐️)
今日は、ゆっくり一日を過ごしました。あさ出版からの新刊が渋谷TSUTAYA習慣ランキング1位になりました。また、毎日新聞全国版に半五段の広告が載りました。そこに デビュー作編集者の長倉さんと一緒に掲載されて、まさか半五段で 二人が掲載される日が来るとは考えても居ませんでしたが、お互い長く継続して頑張ってきたことでの実現だと思うと、凄く嬉しく思いました。