一緒にいて、なんだかホッとする。そばにいると、なぜか分からないけど安心できる。話をしていると、リラックスしてくる――。
世の中には、こういう「温かい人」がいます。自分の周りが温かい人ばかりになると、ガツガツしたりバタバタしたりすることもなくなるので、穏やかで落ち着いた環境が自然につくられます。そこにいる人すべてが、明るく楽しく元気よく過ごせるようになります。
こう言うと、「刺激も競争もなくなって、成長しなくなる」と思う人もいそうですが、明らかな誤解です。温かい人が、ダラダラしたりのんびりしたりすることはありません。
自分に厳しく、常に成長するための負荷を課しているのが、温かい人。逆に言うと、そういう人だからこそ、周りに温かくできるのです。
温かい人は、そうでない人との違いは、なかなか分かりづらいものです。分からないがゆえに、なぜだかその人と一緒にいると、ほんわかと温かい気持ちになってしまうと言えます。その違いは、言葉や表情、動作に表れています。
1つ目が、言葉遣いが温かい。温かい人は、「ちゃんとやれ!」「結果が出ないのは、たるんでいるからだ!」と突き放すような言い方をしません。
誰かを励ますのでも、「自分のペースでやればいいよ」「少しずつでいいよ」と、相手の負担にならないように、それでいてやる気になるような言い方をするので、リラックスしてきます。
2つ目が、表情が温かい。いつでもどこでもどんなときでも笑顔。誰に対しても、眉間にしわを寄せていたり、冷たい視線を浴びせたりするようなことはしません。
笑顔で接しているから、相手にすれば「自分自身を受け入れてもらっている」ような気になります。その表情を見ているうちにいつの間にかホッとして、癒されるようになります。うまくいかないことがあると、無性に会いたくなってきます。
3つ目が、動作が温かい。キビキビと、かつテキパキと行動しながらも、どこか柔らかさを感じさせます。ムダがなくスムーズなのにロボットのように無機質ではなく、温かみを感じるのは、余裕があるから。
余裕のある動作をするから、頼りがいや懐の大きさを感じさせます。一緒にいるだけで、安心できます。
言葉遣いが温かい。表情が温かい。動作が温かい。それが、温かい人――。
身の回りにそういう人がいると、近寄りたくなるものです。なおかつ、一緒にいると、自分自身も「こういう人になりたい」と思うようになります。
(朝の独り言☆)
私のセミナー受講生が、人生を豊かにする言葉という本の中で 私の言葉を紹介してくれていました。「すべてはエネルギーだよ」私はどのような環境で誰といるかを大切に!と言います。潜在意識はエネルギー(量子物理学からも明らかです。中村天風先生は気と言っています)。すなわち、引き寄せの法則です。
ですから 僕自身は、自分のいる場所、環境、人の出会いをいつも大切にしています。
自分の努力だけでなく、潜在意識のエネルギーも自分の味方にしてください。間違いなく 大きな成果を引き寄せられます。