「為せば成る 為さねば成らぬ 何ごとも 成らぬは人の 為さぬなりけり」
あまりにも有名な、上杉鷹山が詠んだ歌です。意味は、「どんなことも一生懸命やれば、実現する。逆に、実現できないのはやろうとしないから」というもの。
早い話が、「サッサと行動しなさい」ということ。行動するから、思っていることが実現するのであって、何もしないでいたら現実が変わることは、永久にありません。
現実を変えるのは、行動だけです。始める前に選択や決断、準備、各所への調整などをする必要もありますが、極端なことを言うと、それらは行動したあとでもできること。
行動したあとに準備をしたとしても、「遅すぎる」ということでもないです。行動してから各所への調整をしたら、「順番が違う」「フライングだ」という非難を浴びることはあるにしても、事後承諾が「悪い」わけではなりません。日ごろから信頼関係を築いていれば、「仕方ないね」と許してもらえます。
行動しなければ、何ごとも実現しない――。このことだけは、明言できます。その意味では、上杉鷹山の言葉は最も核心に迫ったものだと言えます。
行動の重要性を理解できたとしても、「うまくいくかどうか分からない」という懸念は残ります。そんな不安を抱えたまま行動できないという人は、身の回りにもたくさんいて、もしかしたら、あなたもその１人かもしれません。
うまくいくかどうか分からないのに行動するのは、「見切り発車」的なところがあります。「暴走」と言われても、否定はできません。それでも不安を抱える人には、こう言います。
どんなに不安があったとしても、とにかくやってみるしかない。行動しない限り、何１つ実現しないのですから、「やる」以外の選択肢はナシ。
やる前から、うまくいかなかったことを考えるのは、あまり意味のないことです。そんな時間があるのなら、行動に移したほうが実現の可能性がほんの少しでも高まります。
そもそもたいていのことは、「やってみたら、なんとかなる」ものです。もちろん、１００％思い描いたとおりとはいかなくても、４０％とか６０％くらい思っているとおりになれば、上出来。そこから先は、ブラッシュアップしていけばいいだけです。４０％や６０％から限りなく１００％に近づけるのは、不可能ではありません。
何はともあれ、行動してみる――。上杉鷹山の教えを実践できる人が、人生において有意義なことを数多く成し遂げることができます。そう言っても、過言ではありません。
（朝の独り言）
iPhone14Proが入荷しましたと連絡が来ました。明日 早速、取りに行こうと思います。楽しみです！台風14号、かなり大きく心配です。九州には 知人も多くいますから、被害が出なければよいと願っています。西日本の方々、お気をつけ下さい。
