一生懸命やっているのに、なかなか成果が出ない……。つらいし苦しいものですが、そういうときは誰にでもあります。
こういうときに陥りやすいのが、疑心暗鬼です。一生懸命やっている人ほど、そうなりやすいのです。
「このままでいいのだろうか?」「いつまでガマンしなければならないのだろう」「向いていないかもしれない」……
成果が出ないから、自信もなくなってきます。まさに「試練」です。
一生懸命やっているのは、周りの人も分かっています。「なんとか早く成果を出してほしい」と願ってはいますが、本人が思いつめたような表情をしているので、「そのうちよくなるよ」という励ましの言葉もかけづらくなっています。
いつかし腫れ物に触るような扱いになります。
こういうときアドバイスするとしたら、言うことはたった1つです。それは、「徹底してやる」です。
ある意味では、徹底してやっていないから、成果が出ないとも言えます。徹底してやっても、成果が出るかどうかは分かりません。それでも徹底してやって成果が出なければ、「頑張ったけど、今回は残念だった」と納得できます。
徹底すると、何より本人がラクになります。疑心暗鬼がなくなって、つらさや苦しさからは解放されます。
徹底すると、ブレなくなります。「これでいいんだ」と自分が思うやり方をトコトン追求していきます。「自分にできることだけをやればいいんだ」と開き直れます。
徹底すると、焦らなくなります。成果が出る・出ないにかかわらず、「トコトンまでやっていこう」と邁進するようになります。
徹底したあなたは、以前とは違う、スッキリした表情を見せるようになります。周りの人は、何かを達観したような清々しささえも感じて、「頑張っているね」「もう少しで成果が出るよ」と、気軽に声をかけるようになります。
頑張っているのに成果が出ないとしたら、徹底的にやってみるしかありません。そうすれば、ブレなくなって疑心暗鬼もなくなります。
成果が出る・出ないにかかわらず、徹底してやることの持つ意味は、極めて重いものです。
(朝の独り言☆)
今日は、堀江さん、浜口さんとランチをしました。堀江さんとの話から「自問力」5つの質問の素晴らしさを実感しました。今、苦しい、辛い、思うようにならない、そう思っている人は、本気で堀江さんの「自問力」5つの質問をすることを勧めます。