2020.12.17.

「これくらいでいい」と言わない、、、

多くの人が不本意ながらも自分自身を納得させようとするときに、使ってしまう言葉があります。おそらくあなた自身も何回も言っているはずですし、もしかしたら今日も使ってしまったかもしれません。
それは、「これくらいでいい」です。どうですか、身に覚えがありませんか。
「これくらいでいい」は、出た結果が想定していたものとは異なるときに出てくる言葉です。もちろん、想定以上の結果ではないのは明らか。もしそうなら、この言葉が出てくるはずがないのですから……。
本当はもっといい結果が出ると思っていたのに、そこまでいっていないから、自分自身をムリやり納得させるために、「これくらいでいい」が使われます。一種の負け惜しみです。もしくは悔し紛れ。
本当は「こんな程度ではダメだ」と怒りをどこかにぶつけたい気持ちでいっぱいなのに、それでは世間体が悪いから、仕方なくクールに装っています。まるでこちらにはちゃんとした挽回策があると言わんばかりに……。
どう取り繕っても、納得いかない結果であるのは事実。そうであるならば、こんな意味のないことはやめたほうがいいです。
何よりも自分自身を欺いています。「これくらい」でいいわけないのに、ムリやり納得しようとしているのですから、自分自身に対する裏切りです。
こういう状態では、挽回策が出てくることもないし、モチベーションを維持することも難しくなります。結果に納得できないのなら、素直に認めるべきです。
たとえつらくとも現実を直視するから、挽回策を真剣に考えるようになります。また「巻き返そう」というモチベーションが湧いてきます。
だからと言って、「こんな程度ではダメだ」という言葉を使うのもよくありません。これは、自分自身を否定することですから、モチベーションが低下してしまいます。
思うような結果が出なかったときに使う言葉を探すとすれば、たとえば、「ここから巻き返せばいい」があります。
あるいは「あとは上がるだけ」「大きく飛躍するチャンスだ」「楽しみが増えた」「いい経験ができる」など。
いずれも現状を認めたうえで、これから挽回していこうとするモチベーションを高める言葉です。「これくらいでいい」には、そんな要素がまったくありません。