2020.6.23.

「やりたい気持ち」を根拠にする、、、

「これがやりたいんです!」
 あなたにどうしてもやりたいことがあり、それを上司や職場の人たちに訴えたとしても、すぐには受け入れてもらえないかもしれません。かなりの確率で却下されます。
 特に年齢が若くキャリアが浅いとしたら、なおさらです。「実績を出してから」と言われるのが、オチです。
ここであっさり引き下がるか、それとも食い下がるか……。このどちらを選択するかによって、そのやりたいことが実現するか、そうでないかが決まってしまいます。
 そもそもどんなに結果を出している人であっても、最初から実績があったわけではありません。最初は誰もが、実績ゼロ。今のあなたと同じです。
「実績がないと、やりたいことがやれない」とすれば、地球上のほぼすべての人が何もできなくなってしまいます。このことは間違いなく言えます。
 どのようにして実績もない中でやりたいことに取り組んで結果を出していったのかと言うと、それは必死に食い下がっていったから。
実績もないのに「これがやりたい!」と何度も訴えて、上司や周りの人が「そんなに言うなら、やってみろ!」と、根負けするまで食い下がっていったから、やりたいことに取り組めるようになります。
そのときにきちんと結果を出したから、ほかにやりたいことができたときにもスムーズにやらせてもらえるようになります。
もし「実績がない」ことを理由に引き下がってしまったら、いつまで経ってもやりたいことをやらせてもらえず、実績をつくれないままです。
 やりたいことがあるのなら、決して引き下がってはなりません。実績がない以上、「やりたい!」という気持ちをアピールする以外に方法はナシ。多くの人が見逃していますが、実はそのやりたい気持ちが「根拠」になります。
その気持ちが「本物だ」と認められれば、上司や職場の人たちもOKするようになります。
本物だと認めてもらうには、トコトン食い下がってアピールするしかありません。反対に、あっさり引き下がってしまったら、「それほどやりたいわけではないな」と思われてしまいます。
「やりたい気持ち」が本物だと認められれば、しっかりした根拠になります。あなたに、その根拠がしっかりあることを切に望みます。