2019.1.21.

「人生」という山を登る、、、

あなたは今、山を登っているところです。その山は、自分自身が「登りたい!」と選んだわけではありません。

気づいたら登っていた……。それが、実態です。

これまでかなり高いところにまで登ってきましたが、先はまだだいぶ遠いようです。「本当に登れるのかな?」という不安が「ない」わけではありません。

だからと言って、今さら下山することは、できない相談です。登り始めたら「最後まで続ける」しかありません。

過酷と言ってもいいですが、仕方ありません。あなたがその山を登るのは、定められていたのですから……。

登るのがつらく厳しく苦しいとしたら、途中で休むことはできます。幸か不幸か、時間はたっぷりあります。

どんなに時間がかかったとしても、あなたには登ることが義務づけられています。疲労が回復するまで、あるいはやる気がフツフツと湧いてくるまで、休養してもいいし、キャンプをするのも自由です。

その山を登るのに、おそらく無数のルートがあります。「このルートは行き止まりだな」「こっちは合わないな」と思えば、いくらでも変更することができます。好きなように登山ルートを選べます。

その山を登るのは、あなた1人。あなただけが登ることを許されています。1人とだと「さびしい」と感じることもあるかしれませんが、別の山を登っている仲間と交信することは可能です。

お互いに励まし合ったりアドバイスを贈ったりするのは、自由。そういう存在がいると気づけば、勇気も元気も出てきます。

あなたにできることは、その山を登り続けること――。選択肢は、ただ1つ。

その山には、名前がつけられています。 誰がつけたのか知りませんが、いつのころからか「人生」と呼ばれるようになっています。

あなたが登っているのは、人生という山。その山を登り続けることに、「終わり」はありません。

これまでも十分登ってきました。それは、これからもずっとずっと続いていきます。