2017.7.5.

「必要だった」と、あとで分かる、、、

誰の人生にもあるもの――。そういうものはいくつかありますが、その1つが「回り道」です。

回り道は、不思議です。誰もが本心では「通りたくない」と思いながらも、行かざるを得ないときがあります。好むと好まざるとにかかわらず、実際に回り道に踏み込んでしまったら、こんなふうに思います。

「まったくムダだな」「こんなことをしているヒマはない」「もったいないことをしている」……
通っているときは「イヤでイヤで仕方がなかった」としても、もと歩いていた道に戻って少し経ったころ、気持ちが変わります。正反対のことを言うようになります。

「あれはムダではなかった」……
たとえば、左遷されて出世レースから外れてしまうと、会社員人生では回り道をすることになります。

この状況を喜べる人は、まずいません。

そのとき、多くの人は渋々ながらもその回り道を行きます。それでは、そこを行くことが意味がないのかと言うと、それも違います。

新しい部署に赴任すれば、これまでとは違う知識やスキルを手に入れることができます。

ひと味違う経験を積むこともあります。回り道をすることで、これまでとは違う自分になるチャンスを得たとも言えます。

そのまさに回り道をしている期間に「新しい自分」に生まれ変わることができれば、成果を挙げられるようになります。成果を出せば、周りの見る目が変わります。

再び出世レースに戻ることもあり得るし、どこかからスカウトされることも「ない」とは言えません。

いずれにせよ、回り道をして新しい自分になったあなたは、こう思うはずです。

「回り道でもなんでもなかった。自分にとって必要だった」
誰にもある回り道を「ムダ」と思うか、それとも「必要」と感じるかは、人それぞれです。

どちらにとらえるかは、その人の自由です。1つ言えることは、後者を選んだ人は、回り道を十分に活かしたことです。

あなたは今日、回り道をしましたか。その時間をムダなく有効に活かすことができましたか?

(朝の独り言☆)
今週末は、『超•引き寄せの法則』ライブセミナーです。準備は、できました。あとは、潜在意識がライブで何をさらに伝えたいと思うか、自分自身も楽しみです。九州、島根県には、沢山の仲間がいますので心配です。被害ないことを、心から願います。