仕事ができる人と、できない人の違い――。それはいくつもあって、1つということはありません。
あえてそのうちの1つを挙げるとすれば、「時間の使い方」があります。
時間の使い方がうまければ、仕事がうまくいくようになります。反対に、時間の使い方がうまくなければ、仕事で成果を出すことは難しくなります。
このことは当たり前すぎて、改めて言うまでもないことです。しかしながら、実際に時間の使い方の違いにまで踏み込んで考える人は、それほど多くはないです。
仕事ができる人はたんに時間を有効活用しているにすぎません。これから取り組むことに対して、「これは30分でやる」「これは1時間もあれば十分」と、あらかじめ作業時間を決めて、きっちりそのとおりに終わらせるようにしています。
たとえば、新商品の企画書をつくるとしても、「30分でやる」と作業時間を決めて、実際にそのとおりにやりきります。「絶対に30分で終わらせる」と思ってやれば、集中してやるので、案外、早めに終わるものです。
打ち合わせをするときでも、「1時間でやる」と制限時間を設けて、きっちりそのとおりに終わらせます。相手があることなのでカンタンにはいきませんが、確認事項や相談したいことを事前に決めてそこにフォーカスしていけば、時間がオーバーすることはなくなるものです。
これは、設定した作業時間内に終わらせることを目的としているのではありません。いくら新商品の企画書を20分でつくったとしても、内容がスカスカで誤字脱字だらけだったら、何もしていないのと同じです。
それなら40分とか1時間とか、じっくり時間をかけてでも内容が優れた企画書をつくったほうがマシです。
どんなことをするのであれ、作業時間内で終わらせるためには、集中して取り組む必要があります。同時に、ダンドリよくテキパキとこなしていかなければなりません。
目の前の仕事をこなしながら、自分のスキルも上げていくという一石二鳥の効果を得られます。作業スピードがアップして取り組む仕事の量も増えていきますから、必然的に成果が出るようになります
作業時間内できちんと終わらせようとするから、仕事ができるようになる。仕事ができるからたくさんこなすようになって、ますます作業スピードがアップしていく――。いつの間にか、こういう好循環に入っていきます。
(朝の独り言☆)
週末セミナーのパワポが、ほぼ完成しました。今年は、パワポを使いセミナーをしています。やはり、皆さん、理解が深まるとの声があるので!セミナーに参加し、いかに成果に繋げるか!常に学ぶ満足でなく、成果に繋がるセミナーにしたく思います。