2016.2.12.

いつでも基本に戻る、、、

ものごとを覚えて上達するようになると、「あれもこれも」といろいろなことがやりたくなります。それ自体は成長意欲の表れですから、何も悪いことではありません。
身につけたスキル・能力と相談しながら、試行錯誤していく――。そうして自分自身のレベルを上げていきます。
ここに、1つの落とし穴があります。あれこれ試したくなるのは、「もっとできるようになりたい」という気持ちそのものですから、否定すべきものではないですが、いきすぎると、途端に成長が止まってしまいます。
試行錯誤は、自分の実力以上のことに手を出すことと紙一重です。「あれもこれも」とやっているうちに、自分のレベル以上にまで手を広げて、皮肉なことに成長に急ブレーキがかかってしまいます。
成長意欲と自分の実力のバランスが崩れると、ブレたり迷いやすくなります。多くの人が、この落とし穴にスポリとはまっていきます。
成長の落とし穴に落ちると、もがき苦しみます。「溺れる者は藁をもつかむ」心境になって、有効な手立てだと思えるものはなんでもやろうとします。
実際に効果があるものに取り組むことは少なく、さらにもがき苦しみます。なかなか抜け出すことができずに、なかにはあきらめてやめてしまう人もいます。
成長意欲が仇になる――。実に悲しい光景です。
「もっとできるようになろう」
その気持ちは大切です。それがあるからこそ、成長することができるし、うまくいかないことが続いても、あきらめずに続けることができます。
成長の落とし穴に落ちたくないのは、誰でも同じです。あれこれやりたい気持ちと同時に持つべきなのが、「基本に戻る」気持ちです。
野球で言えば、素振りやキャッチボール。相撲で言えば、四股。こうした基本中の基本にひたすら打ち込む。それもわれを忘れるくらいに――。
基本を徹底的に繰り返すと、自然に「もう1回出直そう」という気持ちになります。あれこれ試す気持ちも消えて、微妙に崩れていた成長意欲と実力のバランスが回復します。こうなると成長エンジンがかかって、スキルと能力がアップしていき、実力がつくようになります。
基本を大切にするとは、基本だけをすることではありません。いつでも基本に戻ることを意味します。戻るべき基本があるからこそ、大胆かつ積極的にいろいろと試行錯誤することができるのです。
(朝の独り言☆)
今日は、東京歯科大学 佐藤教授、昭和大学歯学部真鍋教授と三人で食事でした。とても充実した時間でした。ここに、1つの落とし穴があります。あれこれ試したくなるのは、「もっとできるようになりたい」という気持ちそのものですから、否定すべきものではないですが、いきすぎると、途端に成長が止まってしまいます。
試行錯誤は、自分の実力以上のことに手を出すことと紙一重です。「あれもこれも」とやっているうちに、自分のレベル以上にまで手を広げて、皮肉なことに成長に急ブレーキがかかってしまいます。
成長意欲と自分の実力のバランスが崩れると、ブレたり迷いやすくなります。多くの人が、この落とし穴にスポリとはまっていきます。
成長の落とし穴に落ちると、もがき苦しみます。「溺れる者は藁をもつかむ」心境になって、有効な手立てだと思えるものはなんでもやろうとします。
実際に効果があるものに取り組むことは少なく、さらにもがき苦しみます。なかなか抜け出すことができずに、なかにはあきらめてやめてしまう人もいます。
成長意欲が仇になる――。実に悲しい光景です。
「もっとできるようになろう」
その気持ちは大切です。それがあるからこそ、成長することができるし、うまくいかないことが続いても、あきらめずに続けることができます。
成長の落とし穴に落ちたくないのは、誰でも同じです。あれこれやりたい気持ちと同時に持つべきなのが、「基本に戻る」気持ちです。
野球で言えば、素振りやキャッチボール。相撲で言えば、四股。こうした基本中の基本にひたすら打ち込む。それもわれを忘れるくらいに――。
基本を徹底的に繰り返すと、自然に「もう1回出直そう」という気持ちになります。あれこれ試す気持ちも消えて、微妙に崩れていた成長意欲と実力のバランスが回復します。こうなると成長エンジンがかかって、スキルと能力がアップしていき、実力がつくようになります。
基本を大切にするとは、基本だけをすることではありません。いつでも基本に戻ることを意味します。戻るべき基本があるからこそ、大胆かつ積極的にいろいろと試行錯誤することができるのです。
(朝の独り言☆)
今日は、東京歯科大学 佐藤教授、昭和大学歯学部真鍋教授と三人で食事でした。とても充実した時間でした。