2019.2.4.

うまくいくことを前提にする、、、

ものごとを始めるにあたって、必要な考え方があります。極めて単純に聞こえるかもしれませんが、それは「うまくいくことを前提にする」こと。

「うまくいく」と思って行動すれば、結果が出ることは多いものです。反対に、「うまくいかない」と思って行動すれば、結果が出ることはまずありません。

うまくいくことを前提にするのは、たんなる楽観論とは異なります。希望的観測とも違います。

言葉を換えれば、どんなことが起こっても最後は「うまくいく」と信じること。「ネバー・ギブアップ」に近いとも言えます。

結果が出るまでには、いろいろなことが起こります。想定外の出来事も発生するし、邪魔や妨害もあるかもしれません。

そのプロセスは「山あり谷あり」だし、波乱万丈、紆余曲折は日常茶飯事。なんのトラブルもアクシデントも起こらずにスムーズにいくことは、あり得ません。

必ず試練が訪れます。「来てほしい」と思ってはいなくても……。
うまくいくことを前提にしていると、険しい山でも登り続けられるし、波乱万丈、紆余曲折も乗り越えられます。

その途中では、もちろん、厳しく苦しくつらいことが皆無ではありません。その大変さは、想像を絶するものですが、音を上げることもないです。なぜなら最後は「うまくいく」と信じているから……。

うまくいくことを前提にしていると、試練を「乗り越えよう」と思えるし、そのためのあらゆる対策を考え、1つ1つ実行していきます。

対策の1つが徒労に終わっても、「次はこれ」とへこたれることなく、うまくいくまでやり続けます。最後は「うまくいく」と信じているから、やめるという選択がありません。

愚直なまでに続けていって、とうとううまくいってしまった……。最終的には、そうしたハッピーエンドを迎えることになります。

うまくいくことを前提にしていないと、試練が訪れたら、カンタンにギブアップしてしまいます。険しい山を登ることもなければ、波乱万丈、紆余曲折を経験することもありません。「うまくいかない」と判断して、すぐに逃げ出してしまいます。

うまくいくことを前提にする――。ささいなことですが、その考え方を持つか持たないかは、結果において明暗を分けることになります。