「ここまで十分やったよ」「そろそろ潮どきだよ」「もういい年なんだから」……
何かを続けてやっているのにサッパリ芽が出ないでいると、こんなふうに暗に「やめる」ように言われることがあるかもしれません。
言っているほうは「本人のため」を思って大真面目に言っていますが、余計なお世話です。
本人にすれば、芽が出るとか出ないとかいったことはどうでもいいことです。「やる!」と決めて取り組んだことをやるのが楽しいのですから……。
そのまま続けて、たとえ芽が出なかったとしても、「やりたいことをやっているのだから、そうなっても仕方ない」くらいにとらえていて、飄々としています。「往生際が悪い」ように見えても、人生は充実しています。
第三者が「やめたほういい」と言うのは、親切を装った悪魔のささやき。この人たちが「みっともない」とか「みじめ」とか「情けない」と思うのは自由ですが、あることに気づいていません。
それは、たとえ他人から「みっともない」「みじめ」「情けない」と言われたとしてもやり続けている人を実は「うらやましい」と思っていることです。なぜなら自分には到底できないことをしているから……。
世間体や世の常識などに関係なく、やりたいことにトコトン取り組んでいる人は、「やめたほうがいい」と言っている人自身がやろうとしてもできないことをやっています。
親切ぶって忠告するのは、自分ができないことをやっているのを見るのがつらいから。「みっともない」「みじめ」「情けない」と言われながらもやり続けている人を見たくないから、やめさせたくなります。決して相手を思った行動ではありません。
親切ぶった人がするべきなのは、自分自身の本心に気づくこと。やりたいことがあるのですから、たとえ「みっともない」「みじめ」「情けない」と他人から言われたとしてもトコトン取り組むべきです。それが自分自身のやりたいことなのですから……。
人は自分がやりたくてもできないことに取り組んでいる人を見ると、もっともらしい理由を持ち出してやめさせようとします。それは、やりたいことをしないでいる自分自身を正当化するため。これこそ「みっともなくてみじめで情けない」行動です。
みっともなくても、みじめでも、情けなくてもいい――。往生際が悪くても、やりたいことをやり続けているほうが楽しいし、人生は充実します。
(朝の独り言⭐️)
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