2017.6.27.

わだかまりをなくしていく、、、

「そんなこと言わなくていいのに」「そこまでやらなくても」「ムリしなくていい」……

どんなに親しい間柄であっても、相手と自分とでは、考え方や価値観の違いがあります。何もかもが100%一致することなどあり得ません。

ときには相手に対して、不満や違和感を覚えることもあります。それは、相手も同じです。

そうした不満や違和感を100%なくすことは不可能です。けれども、なくす努力はすべきです。

人間関係における不満や違和感は、わだかまりになります。わだかまりは持っていてもいいものではありません。それは、確実にストレスにつながります。

その許容量は人によって異なりますが、限界はあります。持っていると、ある日突然、爆発することになりかねません。

特に親と子ども、上司部下、先輩後輩といった上下関係にあると、どうしても下の立場にあるほうが、わだかまりを飲み込みがちです。

それがいいことではないのは、明々白々です。上の立場にあるほうが、それを上手に取り除いていく必要があります。

やっかいなのは、1人1人、わだかまりと感じるポイントが違うことです。また状況によっても、そのポイントが変わります。

「エッ、こんなことがダメなの?」
相手からすれば、取るに足らないようなことが、不満や違和感になったりします。それを「どうでもいいこと」とやり過ごしてはなりません。

結局のところ、わだかまりをなくす唯一の方法は、その1つ1つをすぐに潰してしまうことです。面倒に思う人がいそうですが、それしかありません。

「これでいいのでしょうか?」
不満や違和感を覚えたら、きちんと表明する。言われたほうは、不満や違和感がなくなるまで、しっかり説明する。その場で解消できなかったら、改めて話し合うか、明確な解決策を出すようにします。

わだかまりを放置していたら、お互いにとっていいことになりません。1つ1つ潰していかなかったら、いつか決定的な亀裂が生じてしまいます。

特に上の立場にある人は、下の人に不満や違和感がないか、目を光らせるべきです。「何か疑問はない?」と聞いて、わだかまりをすくいとれるようにしたいものです。

(朝の独り言☆)
今晩は、京セラさんと講演の打ち合わせをしました。講演に向けて社員の方々が、本気で成功させたいという強い気持ちが伝わりました。
責任重大ですが、楽しみです。