2020.10.5.

アイデアは考えないときに出てくる、、、

「そういう手があったか!」「それ、いいね!」「なるほど、そう考えるのか」……
 ジャンルを問わず、誰もが思いつかないようなアイデアを連発する人がいます。そういうアイデアマンに共通することを言えば、「考えていない」こと。
 いいアイデアというものは、じっくり考えるものでも、また天から降ってくるものでもないです。
考えないでどうやって導き出すのかと言うと、表現が難しいですが、ひらめきです。電気のスイッチを入れるとパっと部屋が明るくなるかのごとく、自分の中でひらめきが起きるとアイデアが生まれます。それは、考えて導き出したものとは異なります。
「考えない」と言っても、思考がまったくのゼロということはありません。いいアイデアを連発する人も考えてはいます。
とは言え、ウンウンうなりながら、あるいは椅子に座って腕組みしながらという、いかにも考える態でアイデアを出そうとはしていません。厳しい言い方をすれば、それは「考えるフリをしている」だけです。
アタマの中には常に考えるテーマが、しっかり入っています。それが、消えることは1度もありません。
そのことだけを考える時間は、10分とか15分くらい。それ以上の時間をかけても、いいアイデアが出てくることはないので、10分前後の時間で何か出てこなければ、ひとまず考えることをやめてしまいます。
その後は、ほかの仕事に移りますが、テーマはアタマの中にしっかり残っています。ほかの仕事をしながら、あるいはオフのときでも、アタマの中でアイデアが導き出される作業は細々と行われています。言うなれば、発酵のプロセス。
やがて何か別のことをしているときに、そのテーマと関連がある出来事を目の当たりにしたりすると、「そうか、こういう手がある!」と、アイデアがアタマの中に湧いてきます。
そのことだけを考えているときではなく、別の何かをやっているときに不意に出てくるのが、アイデアが生まれる環境です。
いいアイデアを出す人は、そのことだけにとらわれているときではなく、なんとはなしに考えているときにひらめくようにしています。
アイデアは、考えるのではなく、生まれるもの。その導き出し方を知っている人は、実用的ないいアイデアを量産することができます。