2020.10.6.

イメージしながら足元を固める、、、

やろうとすることが大きければ大きいほど、時間と手間がかかってしまう……。当たり前のことなのに、ただ時間と手間がかかるというそれだけの理由で、やめたり、あきらめたりする人が多いのが現実です。
それゆえに時間がかからない、また片手間でできるようなことを見つけて、それに取り組む人は少なくありません。
本当にやりたかったことよりもはるかにスケールが小さいことに取り組んで満足してしまうのは、とても残念なことです。
時間と手間をかけても自分のやりたいスケールの大きなことに取り組む人は、ヒマな人でも鈍感な人でもありません。「これ」と決めたことをやり続ける、一途な人です。
いつ実現するか分からないことに取り組み続けるのは、やはり過酷です。その人にかける言葉があるとすれば、「イメージしながら、しっかり足元を固めていく」こと。
 実現するまでには、数年や数十年という歳月を要します。ひょっとしたら、それでは足りずに、下手をすると、永遠の未完成で終わる可能性もなきにしもあらず。
 そうだとしても、「やらない理由」「やめる理由」は、ありません。どんな結末になるとしても、やり続けるだけです。
 そうは言っても、時間と手間をかけているのに、カタチにならない日々を過ごすのもつらいものです。たとえ本人が、「つらい日が続く」と割り切っているにしても……。
 おそらく本人にはやりたいことがカタチになっているゴールが、イメージの中でうっすらと見えています。そのイメージを描きながら、足元をしっかり固めていきます。
 足元を固めない限り、前に進もうとするのは難しいものです。また足元が固まっていくのは、毎日でも実感できます。その毎日の実感が、イメージをより鮮明にさせます。
足元が固くなればなるほど、イメージがハッキリ描けるようになります。
 その実感が持てれば、実現する日がどんなに遠くても、もはや気にならなくなります。毎日少しずつでも足元が固まることで、ゴールのイメージが鮮明になるのですから……。
それを続けていれば、アッと言う間に数年、数十年という歳月が過ぎていきます。気がつけば、完成間近――。そんな夢のようなことも起こり得ます。
 イメージしながら、足元を固めていく――。時間も手間もかかることを手がけるときに、それは極めて有効な手法です。