2018.12.24.

クオリティーをトコトン追求する、、、

「仕事をするうえで、あなたが大切にしていることを1つだけ挙げるとすれば、それはなんですか?」

そう聞かれたら、いろいろな答えが返ってきそうです。人によって言うことはさまざまですが、私の場合は答えが決まっています。

それは、クオリティー。それも「最上のクオリティーを提供することが、仕事をする人の最大の使命だ」と声を大にして言いたいくらいです。

商品・サービスを提供する側が、お客様に自信を持ってお届けしたりおススメしたりできるのは、クオリティーです

お客様のほうも、その商品・サービスを利用してどこに満足感を覚えるかと言うと、やはりクオリティーになります

「30分でお届けします」「明日の朝にはご用意できます」……
スピードに特化する考えは、あってもいいです。

それを求めるお客様も、確かに存在します。お客様に不満を感じさせないスピードを提供しようと思ったら、システムなりインフラなりがしっかり整っていなければなりません。「速い」は本人の努力だけでは、実現できないものです。

土台づくりにどれだけ投資できるかが、ある意味ではスピードの実現を左右することになります。個人レベルでそれを追求するのは、至難の業です。

どんなことをするのであれ、ビジネスモデルの確立や戦略立案をするときに、データは大いに役に立ちます。もっとも、データはあくまでも過去の記録。それにとらわれてしまったら、本末転倒です。

数字(売り上げ)を上げるのは、仕事の基本です。それがなければ、永続性が担保されません。ただし、それのみを重視してしまうと、数字を上げる記号としてお客様を見なすようになっていきます。いろいろなところに歪みが生じます。

こうして見ていくと、残るのはクオリティーです。これは個人がトコトン追求すれば実現できるものです。やればやっただけ、確実にアップします。

しかも終わりがありません。クオリティーを追求する限り、自分自身の仕事の実力もお客様からの評価も、比例して上昇していきます。

クオリティーをトコトン追求すること――。ここに仕事をする意味、また醍醐味があると言っても、過言ではありません。