2019.5.8.

ココロのスタミナをつけておく、、、

「あなたは、スタミナがあるほうですか?」
こう聞いたら、あなたはなんと答えてくれるのでしょうか。

体力に自信がある人なら、「大丈夫です。私にはそれしか取り柄がありませんから」と笑いながら言うかもしれません。

その答えが、要注意です。もしかしたら、あなたはスタミナというものを誤解している可能性があります。それがどういうことなのか説明していきます。

一般的には、スタミナは「持久力」のことだととらえられています。要は、体力があり待っていること。

「取り柄がない」と言ったあなたも、そうとらえているようです。
現実は、そう単純ではありません。

スタミナとは、次の3つで構成されています。

それは、アタマの持久力・ココロの持久力・カラダの持久力。この3つがバランスよく整って初めて、「スタミナがある」と言えます。

もしあなたがそのことを踏まえて、「取り柄だ」と言っているとしたら、「スゴイ」と言わざるを得ません。

3つの中で一番早く消耗してしまうのが、ココロの持久力(スタミナ)。このことに気づいている人は、多くありません。

ココロのスタミナが切れてしまうと、どんなに体力が残っていたとしても、成果を挙げることが難しくなります。なぜならココロがもう疲れてしまっているから……。

「辞めたい」「終わらせたい」「ゆっくりしたい」……

ココロがそう悲鳴を上げていると、アタマのほうもアイデアを出したり戦略を考えたりすることができなくなって、うまく機能しなくなります。

またいくら体力が残っていても、カラダのほうも俊敏かつ正確に動かなくなっていきます。いくら体力があり余っていても、成果は出ません。

「まだパワーがあるのに、どうしてうまくいかないのだろう?」
自分でも不思議な気持ちになります。キツネにつままれたような気分でしょうか。

ココロのスタミナがなくなると、すべてがうまくいきません。そうなってしまったら、その回復を待つだけです。

どうすれば、回復するのかと言うと、緊張状態から解き放ち、リラックスすること。

半日とか1日、場合によっては数日あれば、再びココロのスタミナがつくようになります。

あなたにもう1度聞きます。あなたは、スタミナがあるほうですか?