2020.12.29.

ココロの大掃除をする、、、

「あれをやっておけばよかった」「これはやりたかった」「間に合わなかった」……
1年の終わりが近づくと、「すればよかったこと」のいくつかが思い返されます。カンタンにできることもあればそうでないものもありますが、残り時間が限られてくると、なんとなく「仕方ない……」とあきらめてしまいがちです。
「すればよかった」と思うのなら、残り時間が少なくても、サッサとやるべきです。キッパリやれば、悔いなく新しい年を迎えられます。
やり残しをなくす――。そのことに意味があります。もし「すればよかった」を新しい年にまで持ち越すことにしたら、モヤモヤはずっと続きます。
モヤモヤを抱えたままの年越しなんて、本当にあなたは望んでいるのでしょうか。胸に手を当てて考えたら、どうすべきかを自ずと判断できます。
「すればよかった」と思っていることに手をつけること――。これは、「ココロの大掃除」です。
ココロの片隅に掃除もされていない箇所が残っているとしたら、やはり気分はよくありません。新しい年を晴れやかな気持ちで迎えられないのは、当然のこと。
モヤモヤしたまま新年をスタートしたら、それはずっと続きます。「すればよかった」に手をつけない限り……。
新しい年には、誰にも「やらなければならないこと」がたくさん待っています。
そうしたことに取り組んでいるうちに、「すればよかったこと」をいつの間にか忘れてしまって、もうどうでもよくなっているかと言うと、決してそんなことはありません。
ただ忘れていただけ。思い出したときには、時間が経った分、そのモヤモヤは大きくなっています。
そのときは処理しなければならないことを山ほど抱えて、もはや動けなくなっているはずです。「すればよかったこと」がココロの中でドンドン大きく育って、目の前のやらなければならないことに集中できなくなってしまうことがなきにしもあらず。
そんな事態になったら、せっかくスタートした新しい年に暗い影を落とすことになりかねません。
「すればよかったこと」は、やはり今年中にきっちり手をつけておくべきです。ココロの大掃除をする時間は、少ないながらもまだ残されています。