2019.11.6.

ゴールをイメージしながら進めていく、、、

ここに、同じくらいのキャリアの人が2人いるとします。その2人がまったく同じ仕事をしたとしても、クオリティーにおいて天と地ほどの差が出ることがあります。こうしたことは、日常茶飯事です。

両者の違いとして、いの一番に挙がるのは、「やる気」です。やる気のある/なしが、結果を大きく左右します。

もし両者のやる気が同じくらいだとしたら、何が差をつけるのでしょうか。いろいろ考えられますが、あえて言うと、「ゴールをイメージしている」かどうかの違いです。

ゴールイメージと言っても、漠然としすぎています。具体的に言うと、次の3つ。

1つ目が、締め切り。「いついつまでに仕上げる」という日程上のデッドラインは、どんな仕事にもあります。これは、守って当然のこと。

多くの人は、ゴールとしてイメージするのが、これです。「いついつまでにやればいい」と、割と気楽に構えて作業をこなしています。

ここで終わってしまうと、そこそこのクオリティーにしかなりません。冒頭の2人のうち、クオリティーがよくないほうは、このタイプに当てはまります。

2つ目が、誰のためにするのかを意識していること。言うなれば、その仕事の目的。これがあるから、丁寧かつ迅速に仕上げようという気持ちになります。

3つ目が、その相手が喜んでいる姿をイメージすること。

クライアントであれユーザーであれ、まさにその仕事によって利益なりメリットを受けた当人が喜んでいるところをイメージできると、より真剣かつ、より誠実に取り組むようになります。

それが、ごくわずかでもクオリティーをアップさせます。ここまでクリアするのが、本当のゴールイメージです。

ゴールイメージと言うと、誰もが持っていそうですが、そうではありません。真に意味するものを持っている人は、ほんのひと握りです。