ものごとには、すべて「タイミング」があります。早すぎてもよくないし、遅すぎてもどうにもなりません。
そのタイミングを読むのは、かなり難しいものです。もしやる前から分かっていれば、どんなことも100%成功しますが、百戦錬磨のベテランでも、なかなか見極めることができません。
タイミングが分からないからと言って、何もしないでいては、完全に出遅れてしまいます。
準備万端整えたとしても、いつまでも待ち続けていると、モチベーションが下がって、いざタイミングがやって来ても、今度はすぐに動けない弊害が生じたりします。
タイミングは待っていては、あまりにも受動的です。それではタイミングに自分自身をコントロールされることになります。
そうは言っても、自分で勝手にタイミングを呼び込むことはできません。自分の都合のいいように、ものごとがトントン拍子に運んでくれるほど、世の中は甘くもないです。
できることと言えば、ただ1つ。それは、いいタイミングになるように「巻き込む」ことです。巻き込むのは、もちろん「人」です。
最初に、自分の周りにいる人。家族や友人、職場の同僚や上司、取引先など、自分がふだん接している人を巻き込んでいきます。
これらの人たちに自分がやろうとしていることを伝えて、「そういうのもいいかもしれない」と思ってもらうようにします。
この自分の周りにいる人たちをうまく巻き込めないと、タイミングは発生しません。
次に、時代の流れや流行に敏感な人。あるいはそのものごとについて詳しい人。こうしたふだん接したことのない影響力のありそうな人をうまく巻き込んでいくと、徐々にタイミングが起こるようになります。
最後に、顧客やユーザーといった、そのものごとを求めている人。この人たちが「こういうのがあるといいな」「これはいいかも」と思ってくれたとき――。それが、まさに「グッドタイミング」です。
タイミングは、勝手に来てくれるものではありません。ただし、人をうまく巻き込むことで、それが起きやすい状況をつくることはできます。
少なくともこれだけは言えます。待っているだけでは、タイミングは永久に来てくれることはありません。
(朝の独り言☆)
今日は、朝から5件の打ち合わせでした。お昼なしで、夕食は、打ち合わせ兼ね、パンを二つ^_^。それでも、充実感いっぱいです。明日は、午後からセミナー、懇親会です。頑張りたく思います。