「お若いですね」「会うたびに若返っていますね」「〇〇代には見えませんね」……
ある程度の年になれば、このように言われるのは、うれしいものです。たとえそれがお世辞であっても……。
長く生きていれば失いがちなのが、「若さ」です。加齢に勝てる人などいませんから、それは仕方ないことですが、すべての人が失うとは限りません。
そもそも若さには、2つあります。「1つしかない」と思っている人が多いのは、ご愛敬です。
1つが、見た目の若さ。加齢とともに失ってしまうのは、これです。今は医療技術が発達していますから、かなりカバーすることはできますが、一方で不自然さが表れてしまいます。見た目の若さを維持するのは、やはり限界があります。
もう1つが、生命力としての若さ。こちらは、持っている人と持っていない人に分かれます。
持っている人は、エネルギッシュで、パワーがあふれています。何かをするにあたって、実年齢が若い人と一緒に行動したとしても、彼らのほうが早々にバテてしまって、本人が平然としているのは、よくあることです。
この人がエネルギッシュでパワーがあふれているのは、チャレンジ精神を失っていないから。いくつになっても、新しいことや知らないことに興味を持ち、「やってみよう!」と食いついて、行動に移していきます。
もちろん、できることもあれば、できないこともあります。ともあれ、結果など気にせずに、興味を持ったものにチャンレンジする姿勢を失わないので、いつも動き回っています。
常に行動しているから、必然的にエネルギッシュでパワフルになります。そうした生命力の強さがカラダ全体にあふれ出して、ほかの人からは若く映ります。
見た目の若さは、いつまでも維持できるものではありません。一方で、生命力としての若さは、チャレンジし続けている限り、いつまでも維持できます。こちらの若さが、本物の若さです。
あなたは今日、興味のあることにチャレンジしましたか。エネルギッシュでパワフルな行動をしましたか?