2021.11.5.

トラブルを「抜き打ちテストだ」と思う、、、

「まさかこんなことになるなんて。どうしよう……」

身の上に降りかかったトラブルの多くは、自分自身が思ってもみなかったタイミングで起きます。これは、十中八九言えることです。

想定外のタイミングで起こるから、アタフタするし慌てふためきます。もし自分の思っていたタイミングで起きるとしたら、冷静に対処してことなきを得ます。

間違いなく言えるのは、トラブルのほとんどは自分が蒔いたタネにすぎないこと。何かのトバッチリで起こることは「ない」わけではないですが、ごくまれです。

ダンドリがよくなかった。ツメが甘かった。関係者への連絡が不十分だった……。原因はさまざまありますが、そのすべては自分自身に起因するものです。しっかりやっていれば防げたことなのですから、起こったトラブルには真摯に向き合っていくしかありません。

まずやるべきことは、起こったことへの対処です。事態を鎮静化し、また悪化させないように応急処置をしていきます。

トラブルが収まったとしても、それで終わりではありません。ここまでは、第一段階。鎮静化は、プロセスの1つです。

次にするのは、原因の究明と対策の考案、および普及。なぜそのトラブルが起こったのかという原因を究明して対策を打っておかなければ、再発の可能性が残ります。

原因を明らかにするのは、ある意味では苦痛です。それは、自分自身の不作為や未熟さを露にすることでもあるから……。とは言え、それは避けて通れないことです。

その原因を究明して、根絶しておかなければ、100%に近い確率で再発するのですから、避けて通るのは無責任。つらくとも真摯に取り組んでいきます。

原因が分かれば、「半分解決」したようなものです。あとは対策を考えて普及させていきます。これで同じトラブルが再発するのを防ぐことができます。

トラブルとは、ある意味では「抜き打ちテスト」のようなものです。いつ行われるか分からず、なおかつ自分自身の実力が露呈するという「怖さ」があります。

できる限り受けたいくないものではありますが、逆に自分の弱点が発覚し、それを強化できるという「メリット」もあります。トラブルが起こったら、「抜き打ちテストだ」と思えば、慌てず騒がず冷静に対処できるようになります。

(朝の独り言⭐️)
今日は、色々な方々とお会いし、刺激的な一日でした。自分と違う世界の人に会うことで、色々と発想が浮かぶと共に、気づきもあります。これから年末にかけてかなり忙しくなりますから、体調管理をしっかりします。