誰にでもココロが折れそうになるときがあります。そういうときはほぼ例外なくうまくいかないとき、あるいはやってもやっても目に見える結果が出ないときです。
「これだけやっているのに、まだダメなのか」「これ以上頑張れない」……
そんな気持ちになると、たまっていた疲れがドッと押し寄せてきて、へたり込んでしまいます。そんなあなたは、もしかしたら「人生のドツボ」に落ちてしまった気分かもしれません。
長い人生の中では、何回かそういうときを迎えるものですが、いずれなんとかなるものです。落ち込んでいるあなたには、こんなメッセージを贈ることにします。
「大丈夫。必ず立ち上がえることができますよ」
決して気休めで言っているのではありません。何よりあなた自身がこれまでドツボにはまっても、そこから何回も這い上がってきたのですから……。
いいときもよくないときもある……。人生とはそういうものだと知りながら、いざドツボにはまると、それが「永遠に続く」かのように感じてしまいます。
それは、目先の視界が不良になっているからでもあり、またココロがすっかり弱っているからでもあります。先の展望が開けないので、不安にさいなまれて「もうダメだ」と思いがちです。
思い出してほしいのですが、過去にあなたがはまったドツボは、長く続いたことはあっても、いつか終わりがあったことです。
そう、あなたはドツボにはまる度に必ず切り抜けて這い上がってきたのです。
確かに不安は大きいかもしれません。それも動き出せば、やみます。
「やれるだけやってみよう」と思い直し、自分自身をほんの少し奮い立たせれば、ドツボから抜け出せるようになります。1回でダメなら、2回3回とやっていきます。それでもダメなら何十回、何百回とトライしていきます。
そうやって抜け出そうと思って行動していけば、必ず立ち上がることができます。這い上がっときは泥だらけで、目も当てられない格好になっているかもしれませんが……。
いいときもよくないときもあるのが、人生です。どちらか一方だけはあり得ません。
いいときは少しでも長くする。よくないときはなるべく早く抜け出せるようにする-――。突き詰めて言えば、それを繰り返していくのが、誰にとっても人生というものです。
(朝の独り言⭐)
今晩は、故堀江信宏さんのお通夜に出席。200名を超える多くの方が参列されていました。生前の堀江さんの優しさが、多くの人に伝わっていたのだと思います。