2021.12.3.

ノウハウは人に教える、、、

ものごとをうまく進めるための専門的な知識やスキル――。それが、ノウハウです。人から教わったものもあれば、自分で独自に編み出したものもあるかもしれません。

どちらが多いかと言われれば、圧倒的に前者です。もっとも人から終わったことも自分でアレンジしているうちにいつの間にか誰もやらない独自のものに発展する可能性があるので、どちらが多いほうがいいかを議論するのは無意味です。

ただし、そのノウハウを自分1人で抱え込んでしまうのは、とてももったいないことです。身につけて成果を出したノウハウは、ドンドン人に教えるべきです。それによって周りの人が成果を出せば、自分を含めた全体がプラスになります。自分を起点にして波及効果が発生するのですから、自信にもなるし評価も高まってきます。

仮に「ノウハウを人に教えるなんて自殺行為」ととらえる人がいるならば、あまりにも残念なことです。それは「自分のためにならない」とハッキリ指摘しておきます。

代々受け継がれてきた秘伝のタレや企業秘密まで「教えろ」などと言っているわけではありません。あくまでもものごとがうまくいくようになるコツや秘訣をオープンにするだけです。

たとえ自分自身が苦労してつくり上げたとしても、遅かれ早かれ、まったく関係のない誰かが同じようなものをアレンジしたり独自に編み出したりするのは十分にあり得ることです。

誰にもマネされたくないのなら特許でも申請すべきで、そうでないのなら堂々とオープンにしたほうが得るものは大きいです。

自分が編み出したノウハウを周りの人に教えていると、なかにはもっとカンタンにできて、しかも成果の上がるものとしてアレンジする人もいるかもしれません。

今度はそれを自分自身が採用して成果が出れば、恩恵を受けることになります。一種の先祖返り。このようにオープンにすることで進化していくのが、ノウハウです。

自分1人で抱え込んでいたら、おそらくそれほどノウハウが進化することもありません。そのノウハウで成果を上げることはできても、それ以上に成長することがないとすれば、残念なことになってしまいます。

逆に、ドンドン人に教えていくことで周りも恩恵を受けますし、進化したノウハウが返ってくれば、自分自身も成長できます。

ノウハウは人のためならず――。ドンドン教えることで、最終的には自分自身がその恩恵を最も受けます。

(朝の独り言⭐️)
今日は、久しぶりのボクシング🥊凄く楽しく、良い汗を流しました。今晩は渋谷で若い人たちに、気合い入れ😊の90分講演です。若い人への講演、娘より若いという年齢!オヤジパワー全開で、楽しみたく思います。