どんな仕事に就いているのであれ、報酬をもらっている以上は、その人は立派なプロフェッショナルです。
プロフェッショナルと言うと、専門的な知識や高度なスキルを身につけて、経験も豊富な人というイメージがありますが、必ずしもそうではありません。
高い知識・スキル・経験を持ち合わせているほうがいいに決まっていますし、そういう人に対応してもらうほうが、顧客も安心できます。
もっとも、プロフェッショナルに報酬の高い/安い、またキャリアの長い/短いや役職の高い/低いは関係ありません。極端なことを言えば、今日初めて就業した人も、プロフェッショナル。
「私はアルバイト(パート)だから、プロフェッショナルではありません」
そんなことを言う人がいたら、はなはだしいカン違いをしています。
その人は、完全にプロフェッショナル失格。あまりにも仕事に対する意識が低すぎます。
プロフェッショナルとは、もちろん、結果を出せる人。こういう言い方をすると、「だから私はプロフェッショナルではありません」と及び腰になる人がいるので、もう少し柔らかい表現に変えます。
自分自身を限りなく成長させようとすること。持っている力を常に100%出すこと。顧客のために自分ができる最大限のことをすること。
この3つを同時に満たしているのが、プロフェッショナルです。3つの前には、報酬の高い/安い、キャリアの長い/短いや役職の高い/低いは無関係。誰でもできるし、今すぐにでも始められることです。
今日就業した人も、自分自身を限りなく成長させ、持っている力を100%出し、顧客のために自分ができる最大限のことをすることは可能です。
はたから見れば、ほんの少ししか働いていないように見えても、プロフェッショナルとしての仕事はしています。
現実を見れば、自分自身を限りなく成長させたり、持っている力を100%出したり、顧客のために自分ができる最大限のことをしたりしている人はことのほか少ないです。
嘆かわしいことに、プロフェッショナル以下の人がたくさんいます。
プロフェッショナルには、誰でも今すぐなれます。きっとあなたも、その1人に違いありません。